ビオラ奏者中恵菜のプロフィール。結婚してる?楽器の演奏の実力と評判は?

出典:中恵菜twitterより

ヴィオラブームを牽引する若きヴィオリスト、中恵菜(なかめぐな)のプロフィールやヴィオリストとしての実力・評判などご紹介します。

プロフィール

  • 名前 中 恵菜(なか めぐな)
  • 生年月日 1993年生まれ(月日不明)
  • 出身地 京都府
  • 出身校 桐朋女子高等学校音楽科
    桐朋学園大学音楽学部卒業
    ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン マスター課程修了
  • カテゴリー ヴィオラ奏者
  • 使用楽器 宗次コレクションより特別に貸与されたMontagnana
  • ジャンル クラシック
  • 所属  Quartet Amabile(カルテット・アマービレ)のヴィオラ奏者
    新日本フィルハーモニー交響楽団首席ヴィオラ奏者
  • 好きな食べ物  蠣
  • マイブーム iPhoneやiPadの写真を整理すること

ヴィオラを始めたきっかけ

お姉さんがチェロを習っており、中さんのお母さんも恵菜さんにチェロを習わせたかったそうですが、お姉さんより「同じ楽器は嫌だ!」と言われ、4歳の時にヴァイオリンを始めました。その後、16歳の時にヴィオラを始め、桐朋学園大学時代にヴィオラ奏者に転向したとのことです。

結婚してる?

ビオラ奏者の中恵菜さんはご結婚されているでしょうか?
実は、同じ京都府出身のヴィオラ奏者である「朴梨恵(ぱくりえ)」さんという方のブログに「辻本玲さん、中恵菜さん。実はお二人はご夫婦です!」
とありました。
(引用元:ヴィオラ奏者 朴梨恵オフィシャルブログ(http://pakurie.com/scc-interview6/))

夫の辻本玲さんは大阪出身のチェリストです。7歳より「ヨーヨー・マ」に影響を受けてアメリカでチェロを始め、11歳の時に大阪へ戻ってこられています。夫の辻本玲さんは、NHK交響楽団首席チェロ奏者であり、東京藝術大学音楽学部器楽科を首席で卒業されています。
辻本玲さん・中恵菜さんのお二人の間にこどもがいらっしゃるかどうかの情報は確認できませんでした。
ペットは猫を3匹飼っていらっしゃいます。

なお、2021年3月25日に京都府立府民ホールALTIで行われた「SPECIAL CHAMBER CONCERT」にて、辻本玲さん、中恵菜さん、朴梨恵さんがご一緒に共演されています。

楽器の演奏の実力と評判は?

中恵菜さんは、ヴィオリストとしてのキャリアの中で、Quartet Amabile(カルテット・アマービレ)のヴィオラ奏者として数々の受賞歴があります。

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  •  2016年第65回ARD ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門 第3位に入賞、合わせて委嘱新作特別賞を受賞。
  •  第10回横浜国際音楽コンクールアンサンブル部門第1位
  •  第12回ルーマニア国際音楽コンクール アンサンブル部門第1位
  •  第4回 宗次ホール弦楽四重奏コンクール第1位。
  • 2019年ニューヨークで開催されたThe Young Concert Artists International Auditions にて優勝。
  •  霧島国際音楽祭賞、堤剛音楽監督賞

ソロ活動よりは、Quartet Amabile(カルテット・アマービレ)の活動が評価されていることが多いです。

Quartet Amabile(カルテット・アマービレ)は、日本のカルテットの中でもレベルが高く、「他の楽団よりもずっと上」「素晴らしく息が合っている」「日本の貴重な素晴らしいカルテット」と評判です。

ソロ演奏とは異なり、個性が異なる4人が一つの集合体として演奏を作り上げていく中で、ある程度自分を殺しながら相手を生かしながら演奏していく必要があります。これは相当な技量が必要なことです。

中恵菜さんは、数々の受賞歴があり評判も高いQuartet Amabile(カルテット・アマービレ)のヴィオリストとして、とても高い技量があることが分かります。

ヴィオラ「Montagnana」(宗次コレクション)について

中恵菜さんが使用されているヴィオラ「Montagnana(モンタニャーナ)」は、イタリアの弦楽器製作者「ドメニコ・モンタニャーナ」により作成された名器です。
「宗次コレクション」により特別に貸与されたヴィオラですが、この「宗次コレクション」とは、あの「カレーハウスCoCo壱番屋」の創業者「宗次徳二(むねつぐとくじ)」が主催するNPO法人「イエロー・エンジェル」の活動の一環で、演奏家支援のために名器を貸し出しているものです。

「宗次コレクション」にはストラディヴァリウスをはじめとする名器約30艇があり、
中恵菜さんも、この「宗次コレクション」よりヴィオラの貸与を受けています。

宗次徳二が愛知県名古屋市に私財を投じて作った「宗次ホール」は有名ですが、中恵菜さんの出身校である桐朋学園にも、2021年3月に「桐朋学園宗次ホール」という名前のコンサートホールが完成しました。

中恵菜さんと出身校である桐朋学園と、クラッシック音楽の普及に寄与する宗次徳二氏とは、こうしたつながりもあるようです。

まとめ

今回は若きヴィオリスト、中恵菜さんを紹介させていただきました。
Quartet Amabile(カルテット・アマービレ)のヴィオリストとしての活動のほか、様々な演奏家との共演もされていらっしゃいます。カルテットは違った、素敵なヴィオラ演奏を聴くことができる機会はなかなか貴重なものです。
そもそも、ヴィオラ単体での演奏を聴く機会というのはなかなかないものですが、ヴィオラは「一番人間の声に近い楽器」と言われており、音色に独特の渋みがある魅力的な楽器です。
中恵菜さんの音楽活動を通じて、ヴィオラという楽器やヴィオリストがもっと注目されることを期待します。

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