サックス奏者上野耕平のプロフィール。結婚している?兄弟は?演奏の実力と評判は?

出典:[amazon]BREATH -J.S.Bach×Kohei Ueno-

繊細で魅力的なサックスの音色で音楽の専門家から注目を受け、高い評価を得ているサックス奏者上野耕平さんのプロフィールや演奏の実力・評判をご紹介します。

プロフィール

  • 名前 上野耕平(うえのこうへい)
  • 生年月日 1992年7月10日
  • 出身地 茨城県那珂郡東海村出身
  • 出身校 東海村立舟石川小学校
    東海村立南中学校
    茨城県立中央高等学校
    東京藝術大学音楽学部器楽科卒業
  • カテゴリー サクソフォーン奏者
  • 活動期間 2014年~ プロデビュー
  • 所属 イープラス

生い立ち・結婚はしている?兄弟は?演奏の実力と評判は?

茨城県那珂郡東海村出身の上野耕平さんがサックスを始めるきっかけとなったは小学校の時です。当時、小学校には珍しいとされていた吹奏楽部が始業式で演奏しているのを聴き、「自分も演奏したい!」という思いから入部に至りました。担当楽器の第一希望は吹奏楽部でも花形として人気なトランペット、第二希望がアルトサックスだったのですが、顧問の先生による釣るの一声で担当楽器アルトサックスに決まったそうです。

当時は楽譜も読めず、ピアノも少し叩いたことがある程度だったため、とにかく練習に打ち込みました。小学校4年生の時に、地元東海村にある東海文化センターでのちに師事することなる須川展也氏のリサイタルで感銘を受けて、さらに練習に熱が入りました。小学校6年生の頃には、オーケストラのによる演奏を聴くようになり、クラシックの世界に魅了され、プロになることを決意しました。

初めて生のオーケストラによる演奏を聴いたのも小学校6年生の頃で、茨城県の水戸市にある水戸芸術館で開催された水戸室内管弦楽団の演奏でした。小澤征爾氏による指揮のモーツァルトのホルン・コンチェルトをバスに乗って一人で聴きにいかれたそうです。CDでは味わうことのできない、オーケストラの演奏は、衝撃を生んだのはもちろんのこと、ソリストを担当していたラデク・バボラークのホールを包む見込むような優しく・迫力のあるホルンの音色に魅了され、クラッシクの世界にどんどんはまって行きます。

中学校に進学後は、第7回の日本ジュニア管弦打楽器コンクールサクソフォン部門・小中学生のコースにて金賞、高校1年の時にも第12回ジュニアサクソフォンコンクールで優勝、第7回日本ジュニア管打楽器コンクールで金賞を受賞。さらに、史上最年少の記録で第28回日本管打楽器コンクールサクソフォン部門1位となり、地区別賞(内閣総理大臣賞・文部科学大臣賞・東京都知事賞)を受賞するなど、10代の若さで専門家を唸らせ、数多くのコンクールでタイトルを総なめにしました。

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高校を卒業後は、国内外で活躍する音楽家を多く輩出している東京藝術大学音楽学部器楽科に入学し、サクソフォーンを、須川展也、鶴飼奈民、原博巳に師事しました。日々、プロからの指導を受ける中でさらに技術を磨き、22歳となった2014年11月、第6回アドルフ・サックス国際コンクールにて第2位を受賞。現地のメディア通じて、国内でもニュースで報道されて、非常に話題を呼びました。また、スコットランドで行われた第16世界サクソフォンコングレスにソリストとして出場して、上野耕平さんが奏でる美しいサックスの音色で世界の大御所たちから大喝采を浴びることとなります。

大学卒業後も日本フィルハーモニー交響楽団定期公演に指揮者の山田和樹氏に大抜擢されて好評を得たり、全楽曲無伴奏でのステージにチャレンジ、『アドルフに告ぐ』にてCDデビューも果たすなど、素晴らしい実績をお持ちになっています。

現在は、演奏活動と並行して「題名のない音楽会」や「報道ステーション」などといったテレビ番組への出演、昭和音楽大学の非常勤講師を務めるなど、かなりお忙しくされているようです。

2021年4月現在、29歳の上野耕平さんはまだご結婚はされていないようで、独身のようです。演奏活動の他にも多方面で活躍されているため、お仕事に集中されたい時期かもしれません。

また、数多くのタイトルをお持ちの上野耕平さんのご家族についてですが、特に音楽一家という訳ではなく、父親は公務員、母親は保育士で音楽の英才教育は一切受けずに育ちました。両親から何かをやれと強要されたことは一度もなく、野球にはまって吹奏楽との両立をしていた時期や学校生活が面白く感じず、腐ってしまった時も自分で選んだ道を優先させてくれて、両親の見守る姿勢があったからこそ、サックスをずっと続けることができたと、冊子「スクールダイヤモンド2019年新春号」で家族に対して語っています。

上野耕平さんに兄弟はいないようですが、兄弟のように仲良く切磋琢磨し合う友人がいます。それは、高校2年生の頃に出会った齊藤健太さんで同じサックス奏者です。上野耕平さんと同世代で交流も深く、ライバルであり兄弟のように接してきました。現在も演奏活動以外での交流を持ち、プライベートでも仲が良いことを明かしています。

まとめ

今回は、10代から国内外で実力が高く評価され続けているクラシック界のサックス奏者上野耕平さんについて、ご紹介しました。現在も演奏活動の他にテレビ・ラジオ番組への出演など、多方面で引っ張りだこのようです。日本のサクソフォン界を背負う上野耕平さんのこれからの活躍にも注目していきたいですね。

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