フランツ・ヨーゼフ・ハイドン「交響曲第45番嬰ヘ短調 告別」を解説!

出典:[amazon]<ダイレクト・カットSACD>《ハイドン交響曲集Vol.6》交響曲第39番、第61番、第73番「狩り」

古典派を代表する偉大な作曲家のハイドンは、1732年に誕生しました。古典派と聞けばなんとなく昔のイメージですが、このように具体的な数字で見ると、より時代をイメージしやすいのではないでしょうか。

この記事では、作曲者自身のことについて先に少し紹介してから、ハイドンの代表作である「交響曲第45番嬰ヘ短調 告別」や、また他の代表的な作品、そして、そもそも交響曲とはどういった作品なのかなども含めて解説していきます。

ハイドンについて

まずは、ハイドンの生涯を簡単にまとめたものと、エピソードを1つ紹介します。

ハイドンの生涯

ハイドンは、幼い頃から才能を認められ、音楽の勉強を始めました。そして聖歌隊に所属すると9年間そこで働きますが、声変わりによって解雇されてしまい、その後本格的に作曲の勉強を始めます。

そしてエステルハージ家の侯爵に雇われて、そこで約30年間作曲を行いました。このエステルハージ家を出るきっかけになったのは、当主である侯爵が変わったことだったようです。しかし、エステルハージ家にいる間にハイドンは広く知られていっていたため、その後イギリスを訪れた際には大きな収入を得ることになりました。

エステルハージ家にいたころや、イギリスを訪れていた期間には、現在でもよく知られている代表作が、たくさん生み出されています。

モーツァルトとのエピソード

ハイドンは50歳くらいの時にモーツァルトと出会うと、それ以降良い関係を築いていました。20歳以上も年の離れた2人ですが、お互いを尊敬し合い、とても深い友情で結ばれていたとされています。またモーツァルトは、ハイドンに曲の献呈もしていたそうです。

ハイドンの作品について

ハイドンは、およそ1000曲もの作曲を行いました。完成していないものや、すでに無くなっているものを除いても700曲ほどの作品があります。

それほどまでに多くの作品を作曲したハイドンの代表的なジャンルや、作品の特徴について解説していきます。

代表的なジャンル

ハイドンは、100曲以上の交響曲を作曲したことから、「交響曲の父」と呼ばれています。100曲以上の交響曲というのはどれくらいの数字かと言うと、例えばモーツァルトの作曲した交響曲は約40曲、ベートーヴェンが作曲した交響曲は9曲です。そう比べると、とても作品数が多いことがわかります。

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もちろん、何年間作曲を行ったのかということや、当時の音楽界の状況などにもよると思うので比較するのは難しいのですが、それでもやはり100曲以上というのはかなりの数字です。

また、よく知られている作品のジャンルには、弦楽四重奏曲やオラトリオなどもあげられます。

作品の特徴

ハイドンは、古典派の作曲家としてはとても独創的な作風です。例えば、交響曲の第2楽章は通常静かなものが多いのですが、そこであえて大きな音を取り入れている作品があります。また、この後紹介する「告別」に関しても、初めて見る人を驚かせてしまうような演出を付けました。

交響曲第45番嬰ヘ短調「告別」の解説

ここからは、「告別」の解説に入っていきます。

そもそも交響曲とは

交響曲というのは、通常3つから4つの楽章で構成されている作品で、簡単に説明をすると大人数で演奏される管弦楽曲のことです。

もともとは「シンフォニー」や「シンフォニア」という言葉を訳したものですが、これはあの森鴎外が和訳したと言われています。

また、作曲された当時には副題がついていなくても、後に副題で呼ばれることが多くなる作品もたくさんあります。ハイドンの作品で印象的な副題で呼ばれるものと言えば、交響曲の「悲しみ」「時計」「驚愕」などがあげられますが、やはりハイドン自身が付けた副題ではないと考えられています。

「告別」の特徴

この作品は、ハイドンの交響曲の中でも特に有名な作品の1つで、演奏時間は25分と短めです。

4楽章で構成されていて、第1楽章の緊迫したような雰囲気から始まり、第2楽章は静かな空気が漂います。第3楽章は、楽しげな演奏かと思いきや、急に何かに不満があるかのような雰囲気の表現に移り変わるとそれを繰り返し、第4楽章ではスピード感のある演奏が印象的です。そしてだんだん静かになっていくと、奏者が少しずつ退場をしていくという演出が入ります。

また、もとはエステルハージ家の楽団用に作曲されたため、十数人用の楽譜だったそうです。そのため退場するのも1人ずつ(1パートずつ)だったようですが、現在では大人数での演奏が多くなっているため、一度に退場する人数が多くなっています。

最後には、ヴァイオリン2人と指揮者だけがステージ上に残されて演奏を終えるのですが、演出の方法は公演や演奏者によって変わっているため、ステージ上に残る人数や指揮者の動きなどに違いがあります。

「告別」の作曲に関するエピソード

「告別」は、作曲された時のエピソードがとても印象的です。作曲されたのはエステルハージ家に雇われていたころで、当時の当主が長期の間、楽団員を連れて少し離れた場所を訪れていました。しかし、楽団員は家族と離れている期間が長くなってしまったことで、家に帰りたいと思うようになってしまったようです。

そこで、ハイドンは直接言葉で伝えるのではなく、音楽で意思を伝えようとしました。その際に作曲されたのが「告別」です。この作品の演出を見た侯爵は、楽団員の思いに気づき、休みを取ることを許したと言われています。

>>フランツ・ヨーゼフ・ハイドンってどんな人?その生涯や性格は?

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