クラリネットを自宅で練習するときのおすすめ防音法4選!

自宅でクラリネットを練習しようと思うときにご近所に音が漏れていないか気になりますよね。本日はおすすめの防音方法を紹介します。

ミュート(消音器)を使う

 

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クラリネットに限らず、「小さい音で楽器を練習したい!」という場合に多くの方が思い浮かべるのが「ミュート(消音器)」ではないでしょうか。
ギターや金管楽器のものに比べ、お店での取り扱いが少ないところもあるのが難点ですが、それでも市販の「クラリネット用ミュート」は存在します!

例として商品名をひとつ挙げますと、Magilanck(マジランク)の『SAXMUTE(サックスミュート)』というものです。

「名前に『サックス』と書いてあるならサックス用のミュートじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、クラリネット用も販売されています。
軽いスポンジで出来ていて持ち運びしやすく、マウスピースとベルに差し込んで使います。
筆者も自宅での練習時に試してみたところ、吹き心地は普段とほぼ変わらず、それでいて響きが抑えられる印象を受けました。
ただ、遅い時間にずっと吹いていても全く問題ない!というほど小さくはならないので、練習する場所や時間帯には注意が必要です。

お店によっては店頭に在庫がない、もしくは取り寄せに時間がかかる場合もあります。
「ネットではなくお店で直接見て買いたい!」という方は、念のためお電話で確認してみると確実だと思います。

サイレントリードを使う

 

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サイレントリードはミュートと違い、「防音」ではなく「完全に音が出なくなる」グッズです。
そのため、ピッチや音量を確かめながら練習するのには不向きですが、練習したい曲をヘッドフォンで聴きながら運指の練習をしたり、ブレスの位置を確認したりと、便利な点はたくさんあります。

全体が黒い見た目をしていること、先端の方が分厚く作られているという点を除けば、見た目は通常のリードとほぼ変わりありません。
息を吹き込んだ時の抵抗感は、普段よりやや強めです。ですが、リードはマウスピースに対してどのくらいの位置に付けるかで抵抗感の調節が可能なため、様々な位置を試して好みの吹き心地を見つけることができます。

オススメは、リードのメーカーとして人気なGottsu(ゴッツ)から出ているサイレントリードです。
1枚の値段が、通常のリード5~10枚程度(箱入り)とほぼ同額ということで、少々お高め……。しかし、他に用意しなければならない小物はなく、普段通りリードを付けるだけの手軽さで騒音対策が出来るのは嬉しいですね。

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3.厚めのカーペットやじゅうたんを敷く


前2つの項目では、楽器に取り付けて音を抑える、もしくは音を完全に消してしまうグッズをご紹介しました。

それらに対してカーペットやじゅうたんというのは、「練習場所の環境を整える」ことで防音する方法です。
厚手のカーペットやじゅうたん、布団などは音を吸収するため、練習する場所の周りに敷くことで音の響きを抑えられる効果があります。

布が音を吸収する効果はコンサート会場のような場所でも影響を及ぼしており、例えば「セーターやジャケットなど、厚手の服を着たお客様がぎっしりと席を埋めている会場」と「リハーサルなどで客席に人がほとんどいない会場」では、音の響きが全く変わります。
お客様の着ている衣服が、ステージ上から発せられる楽器や歌の響きを吸収するからです。

それを踏まえると、クラリネットの練習時にカーペットやじゅうたんを使用することも、防音として効果的な一つの方法であることが分かります。
特にアパート住まいの学生さんなどで、2階以上に住んでいるという方にはオススメの方法です!

防音室を設置する

 

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最後は、「費用は高くついてしまってもいい!自宅で練習するために、確実な防音環境を作りたい!」という方向けの方法です。

それは、自宅の空いているスペースに防音室を設置するというもの。

そもそもクラリネットはどれだけの音量が出るのかというと、約85~105dB。この大きさは、地下鉄で列車が通過する時や、滝が落ちる音に匹敵するほどなのです!
つまり、何の対策も無しに自宅で練習するのはほぼ不可能。どれほどの音量を騒音と感じるかも人によって個人差があるので、たとえ自分なりに対策をして練習に臨んでも、うるさい!と思われてしまう可能性はゼロではありません……。(集合住宅街やマンション住まいの場合は特に)

そこで、一番確実な防音方法としてご紹介したいのが「防音室の設置」です。

広さはメーカーや物によって多少差がありますが、おおよその目安としては0.8畳程度。譜面台、椅子など物を多く置くと少し狭いと感じるかもしれません。
そして肝心のお値段ですが、こちらも若干の差はあれど、メーカー希望小売価格でおよそ600,000円~650,000円。それに設置費用として35,000円~55,000程度が加わります。

防音室はメーカーのYAMAHAさん、もしくはKAWAIさんに直接注文するのもオススメですし、専門知識をもったスタッフがいる楽器店で、商品の詳細や工事の相談をすることもできます。工事日程など、かなり細かく相談に乗ってもらえるため、「気になっているけれどよく分からない、まずは相談してみて考えたい」という方は、一度楽器店へ足を運んでみるのもいいかもしれません。

まとめ

手軽に用意できるもの、お財布に余裕がある方向けのものなど、いくつかの項目に分けて防音方法をご紹介しました。
現在、コロナ禍で部活動や音楽教室に行けず、自宅で練習したいけれど大きい音を出すのは……と悩んでらっしゃる方は少なくないはずです。
今回の記事が、少しでもそんな方の助けになれれば幸いです。

>>クラリネットに向いている人・上手い人の特徴。口のカタチや性格は?楽器の魅力は?

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