ホルン初心者におすすめの練習曲7選

今回はホルン初心者の方が練習するのにおすすめの楽曲を紹介したいと思います。

1.チューリップ

もはやこの曲を知らない人はいないのでは……?と思うほど、非常に有名な童謡「チューリップ」。
ホルンに限らず、何か楽器を新しく始めた人のほとんどは、この曲のようにシンプルかつ少ない音で演奏できる童謡にチャレンジした経験があるはずです。

では「チューリップ」はどれだけ音が少ないかというと、なんと1オクターブ内にぴったりおさまってしまう音数!
基礎練習でスケールをしっかり身に付けた後、その応用として取り組むにはぴったりの難易度です。
楽器を演奏しながら、頭では歌詞をイメージして歌うように演奏しましょう。

2.レット・イット・ゴー ~ありのままで~(ディズニー映画『アナと雪の女王』より)

2019年には続編が公開され、今も根強い人気を誇っている大人気シリーズのテーマソングです。
「ディズニーソングメドレー」という形で組み込まれることも多い曲なので、定期演奏会などのイベントでこれから演奏する!というバンドもあるのではないでしょうか。

この曲は、ひとつひとつのフレーズがスラーで繋がっているため、音の移り変わりがスムーズになるよう意識する必要があります。
音が上がる時と下がる時、それぞれでリップスラーを意識しながら練習しましょう。

3.花のワルツ(バレエ組曲『くるみ割り人形』より)

元はバレエの演目中に演奏される曲ですが、この曲単体でもコンサートのプログラムに採用されるほど、もはや定番といっていい程の人気曲です。

原曲では主旋律がホルンからクラリネット、弦楽器へと引き継がれていきますが、ホルンのみのアンサンブルように編曲された楽譜もあります。
舞台のフィナーレに華々しく演奏される曲なので、明るく伸びやかな音を意識して吹きましょう。

4.アヴェ・マリア(シューベルト)

バッハやグノーなど多くの音楽科が作曲している「アヴェ・マリア」ですが、今回はシューベルト作曲のものを取り上げたいと思います。
「歌曲王」と呼ばれ、歌心あふれるフレーズを沢山生み出したシューベルトの楽曲は、ホルンとの相性抜群です。

この曲は、4分の4拍子かつ非常にゆったりとしたテンポで演奏されます。しかし、ただベターッと平たい演奏にならないように注意が必要です。
伴奏が常に刻んでいる3連符を意識しながら、歌うように吹くことを心がけましょう。

5.モーツァルト ホルン協奏曲第1番

こちらは、ホルンを始めて数ヶ月が経ったという方にぜひ挑戦してみてほしい曲です。
誰もが一度は聴いたことがあるであろう旋律と、音域が広すぎない点が取り組みやすいポイントです。

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「えっ、初心者なのにいきなり協奏曲!? しかもクラシックなんて演奏機会ないし……」と思われた方、ご安心ください。
確かにプロレベルまで極めるには相当の年月と練習が必要ですが、この曲で譜面通りに音を出すこと自体は、基礎練習をきっちり積み重ねている方であれば、決して難しすぎることはありません。

CD音源や動画サイトにアップされている映像をくり返し聴き、演奏のイメージをつかんでから練習すると、より早く上達へ近付けます。

6.木星(組曲『惑星』より)

(リンクは中間部分のみの演奏動画です)

原曲はオーケストラ編成ですが、吹奏楽アレンジなど様々な編成での楽譜が作られています。
歌手の平原綾香さんが『Jupiter』を発表したこともあり、クラシックファン以外への認知度も非常に高い曲です。

この曲で有名なのが、中間部のホルンが紡ぐ旋律! 優しく温かいホルンの音色は、木星の壮大さを表現するのにぴったりですね。
4分の3拍子で進んでいく(中間部)曲のテンポ感を意識しながら、息をたっぷり使って堂々と演奏できるように練習しましょう。

7.炎(劇場版『鬼滅の刃』無限列車編より)

最後に、「昨今もっとも聴かれているアニメソング」と言っても過言ではない超有名曲、Lisaさんの「炎」をオススメ練習曲として挙げたいと思います。
こちらは、ホルンを吹き始めてから暫くが経ち、少しずつ音は出せるようになってきたけど高音域が苦手……という方に練習してほしい曲です。

ホルンに限らず、金管楽器初心者が必ずといっていいほどぶつかる大きな壁が「高音域」です。
かすれてしまったり、音が出たと思ったら潰れた汚い音になってしまったり……と、なかなか綺麗な高音が出せずに悩んでいる奏者は多いようです。

ただでさえ苦手意識を抱きやすい高音域ですが、「炎」のサビ部分では滑らかなフレーズのなかに高音が登場するので、自然な発音を練習することができます。
好きなアニメソングやポップスを使用することで楽しみながら練習できるため、高音への苦手意識も克服しやすいです。

まとめ

「世界一難しい金管楽器」としてギネスに登録されたこともあるほど難しいホルンですが、昔から多くの作曲家に愛され、魅力的な使われ方をしている曲もたくさんあります。
スケールやリップスラーなどの基礎練習のかたわら、初心者でも取り組めるような易しい楽曲に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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>>ホルンについての解説。吹奏楽における役割や魅力は?向いている人や奏者あるあるなど。

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