出典:[amazon]Cahier de musique / 音楽手帖
作曲家として活躍する阿部海太郎さんについて、さまざまな角度から調査しました!
プロフィール
- 名前 阿部海太郎
- 生年月日 1978年
- 出身地 埼玉県
- カテゴリー 作曲家
経歴
阿部海太郎さんは埼玉県生まれの作曲家です。
ピアニストを目指していた母親の影響で、幼い頃からピアノ、バイオリン、太鼓などの楽器に触れてきたそうです。
中でもバイオリンのレッスンは厳しく、つらい思いをしたといいます。
バイオリンに比べると、ピアノは自由に演奏ができたため、小学校低学年の頃にはピアノで作曲を始めました。
中学生のときに初めて作曲のレッスンを受けますが理論の話ばかりだったため、自分の考える作曲との違いに違和感を覚えたといいます。
そこで阿部海太郎さんは、作曲よりも音楽史や民族音楽といった音楽のルーツを学ぶべきと考え、大学は東京藝術大学の音楽学部楽理科に進学します。
楽理科は音楽学を研究する学科であるため、作曲の知識はほとんど独学で習得したといいます。
阿部海太郎さんの選んだ道は決して正攻法でないものの、自らの考えに沿って道を切り拓いていったことが分かりますね。
また、独学で作曲の知識を得るのは並大抵の努力では難しいため、相当強い意志を持って作曲家を目指していたのだと思われます。
大学在学中は、友人の制作した映画や小さな芝居など、大学の研究とは別のところで作曲活動を行っていたといいます。
卒業後は大学院に進学、さらにその後はフランスのパリ第八大学第三過程で音楽学を専攻し、学びを深めます。
フランスでも作曲や演奏活動を行い、高い評価を得たといいます。
帰国後は、蜷川幸雄が演出する舞台「エレンディラ」に音楽アシスタントとして参加します。
蜷川幸雄は舞台好きのみでなく一般層にも知られる有名演出家なので、若い時期からそういった人のもとで仕事ができるのはすごいことですよね。
蜷川幸雄はとても厳しい人で有名ですが、阿部海太郎さんも怒鳴られながら仕事をしていたそうです。
ただ、8年間に渡って一緒に仕事をする中で、舞台のなかでの音楽の在り方を学んだといいます。
その後も数々の舞台や映画作品で作曲をし、2018年に公開された映画「ペンギン・ハイウェイ」ではじめて長編アニメーションの音楽を手がけました。
また、NHKの美術教養番組や旅番組といったテレビ番組のテーマ曲も作曲し、さらに幅広い層から高い評価を得るきっかけとなりました。
作曲家として躍進し続ける阿部海太郎さんですが、作曲と並行して演奏活動も行っています。
中でも、音楽家のトウヤマタケオと不定期に開催する「2台のピアノによる演奏会」は、2人の演奏の掛け合いと融合が反響を呼んでいるといいます。
作曲家としてのみならず、演奏家としても注目を集める人物です。
作曲家としての実力と評判
唯一無二の世界観を持つ音楽で、人々を魅了する阿部海太郎さん。
その作曲の実力はどのように評価されているのでしょうか。
8年に渡って一緒に仕事をした蜷川幸雄は、阿部海太郎さんの作る音楽を「すごくよかったと」褒めることがあったそうです。
それ以降、順調に活躍の場を広げていることからも、阿部海太郎さんの作曲の腕が認められていることは明らかですね。
Youtubeでは、阿部海太郎さんが作曲した作品を聴くことができます。
動画の作品は「「世界で一番美しい瞬間」」という曲です。
タイトル通り、本当に美しい音楽ですよね。
ピアノがメインの曲ですが、なんと阿部海太郎さん本人がピアノを演奏しています。
演奏家としての実力も本物であることが分かります。
阿部海太郎さんが作る音楽は、従来の理論にとらわれない独自の世界観があり、聴いた人にもそのイメージがしっかりと伝わります。心に染みわたってくるような旋律は、聴くほどに癖になってきますね。
Youtubeには阿部海太郎さんの公式チャンネルがあり、過去に作曲した作品を聴くことができます。
聴くととてもリラックスした気分になれるので、BGMとしてもオススメです。
ぜひ聴いてみてください。
気になる私生活とは?結婚している?
人気作曲家として活躍を続ける阿部海太郎さんは、どのような私生活を送っているのでしょうか?
現在、TwitterなどのSNSで発信する音楽家はたくさんいますが、阿部海太郎さんはSNSを全くやっていません。
また、メディアへの露出も少ないため、その私生活は謎に包まれています。
あるインタビューでは、家の庭いじりにハマっていると語っていますが、それ以上の情報は得られませんでした。
気になる結婚についても、詳しくは明らかにされていません。
ただ、阿部海太郎さんの結婚式の2次会に参加したという方のブログ記事があるため、すでに結婚されているのではないかと思われます。
私生活については明らかにされていない部分が多いので、今後知れる機会があるといいですね。
まとめ
唯一無二の世界観で、新たな作品を生み出し続ける阿部海太郎さん。
今後の活躍にますます期待が集まります。
コメントを残す