ヨハネス・ブラームスの作品の特徴。代表曲おすすめ14選

出典:[amazon]ブラームス:交響曲全集

ドイツ三大Bのうちの1人であるブラームスは、様々なジャンルの作品を作曲しました。その中でも代表と言える有名作品から14作品を紹介します。

ヨハネス・ブラームス 作品の特徴

1833年に生まれたブラームスが活躍したのは、ロマン派の時代の、ワーグナーが新しいジャンルを確立していった頃です。タイプの違う音楽家が同じ時期に活躍していたことで、近隣の音楽界は、ワーグナー派とブラームス派に分かれていました。

ブラームスの特徴

ロマン派の時代に活躍している音楽家ですが、尊敬していたベートーヴェンや、古典の音楽を追求していました。そのため古典的な形式を用いることがあり、保守的だと言われることもあったようです。

代表作のジャンル

ブラームスの代表作には、様々なジャンルの作品があります。合唱曲や歌曲などの声楽曲では多くの作品を作曲し、難易度の高い協奏曲や、変奏曲でも知られています。また交響曲やピアノ曲、管弦楽曲にも代表作が多く残されました。

ヨハネス・ブラームス 交響曲4作品

ベートーヴェンを尊敬していたブラームスは、4つの交響曲を作曲しました。特に有名な第1番だけでなく、それぞれ4つの作品について紹介していきます。

交響曲第1番

ブラームスの交響曲として最初の作品である第1番は、4つの交響曲の中でも最も演奏される、有名な作品です。リストの弟子で著名な指揮者であったハンス・フォン・ビューローからは、「ベートーヴェンの交響曲第10番」として評価されました。ベートーヴェンを尊敬し意識することで、この作品は完成されるまでに約20年かかっています。演奏時間は50分前後で、初演は1876年にカールスルーエで行われました。

交響曲第2番

第1番とは違い、1877年に短期間で作曲されました。同年に行われた初演では大成功を収めており、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」から「ブラームスの田園交響曲」と言われることもあります。演奏時間は約45分です。

交響曲第3番

1883年に作曲されると、同年に初演が行われ大成功を収めました。第3楽章は、有名な映画で使用されたことでも知られています。演奏時間は約37分で、4つの交響曲の中では1番短い作品です。

交響曲第4番

第3番の翌年から約2年かけて作曲されたこの作品は、ブラームスの最後の交響曲です。1885年にマイニンゲン宮廷管弦楽団によって初演が行われました。演奏時間は約40分です。

ヨハネス・ブラームス 管弦楽曲2作品

ブラームスは演奏会用序曲を2つ作曲しました。それぞれ対照的なその2曲を紹介します。

大学祝典序曲

1879年に大学から名誉博士号が授与されたブラームスは、その返礼としてこの作品を作曲しました。しかし望まれて作曲した作品のため、ブラームス自身が進んで作曲したものではありません。

悲劇的序曲

この作品は、大学祝典序曲と対になるように、並行して作曲されたとされています。1880年にウィーンで初演が行われました。

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ヨハネス・ブラームス ピアノ曲4作品

もともと幼い頃にピアノの才能を認められていたブラームスは、ピアノの作品を数多く残しました。ここではピアノ独奏とピアノ連弾の作品を紹介します。

ワルツ集

「16のワルツ」や「4手のためのワルツ集」とも呼ばれるこの作品は、ピアノの連弾のために作曲されました。特に有名な第15番は、演奏会で使用されることが多いだけでなく、CMなどにも使われるため、クラシックに詳しくない方でも聞いたことがある可能性が高い曲です。

ハンガリー舞曲

民族音楽のジプシー音楽を編曲したこの曲集には、21曲の作品があります。中でも最も知られているのが第5番、次に第1番が有名です。第1番は、1889年に史上初のレコーディングに使用されたと言われています。完成は1869年です。

6つの小品

ブラームス晩年の作品の1つで、間奏曲やバラードなどの6曲のピアノ小品集です。第2曲は、単独での演奏機会が多くなっています。

4つの小品

6つの小品と同じく、ブラームス晩年の作品で1893年に作曲されました。ブラームス最後のピアノ独奏作品とされています。

ヨハネス・ブラームス 協奏曲2作品

ここで紹介する2つの協奏曲は、ブラームスの作品の中でも特に有名なものに入ります。協奏曲とは、主とした独奏楽器と管弦楽で演奏される作品のことです。

ヴァイオリン協奏曲ニ長調

1878年に作曲されたこの作品は、ブラームスのヴァイオリン協奏曲としては唯一の作品です。「3大ヴァイオリン協奏曲」と言われている3つの作品のうちの1つで、ベートーヴェンとメンデルスゾーンの作品と並べられています。3つの楽章から構成されていて、演奏時間は約40分です。

ピアノ協奏曲第2番変ロ長調

このピアノ協奏曲第2番は、第1番から約20年経って作曲され、完成したのは1881年です。難易度がかなり高いため、難しいピアノ曲としても知られています。第1番は当初の評価が良くなかったとされていますが、この第2番は初演も含めそれ以降も大成功を収めました。4つの楽章から構成されていて、演奏時間は約50分です。

ヨハネス・ブラームス 声楽曲2作品

ブラームスは、生涯の中で度々合唱団の指揮をしました。そのような際には、合唱団のための作曲をすることもあったと言われています。数あるジャンルの中でも、合唱曲を含めた声楽曲は、数多くの作品が作曲されました。

ドイツ・レクイエム

全7曲で構成されているこの作品は、1868年に完成した後、1869年に初演が行われました。オーケストラ、合唱、独唱で演奏され、演奏時間は1時間以上に及びます。恩人であったロベルト・シューマンが亡くなったことをきっかけに作曲が始まり、ブラームス自信の母が亡くなった後に完成されました。

4つの厳粛な歌

1896年、恩人シューマンの妻クララ・シューマンが亡くなった年に完成された、バスとピアノための作品です。ブラームスにとって最後の声楽曲となったこの作品は、1896年の9月に初演が行われました。全4曲、演奏時間は20分弱です。

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