部活でトロンボーンを始めてみたけど、そろそろブラスバンドやアンサンブルだけじゃなくソロにも挑戦したい!普段はハーモニーばかりだからソロでじっくり演奏してみたい!という人は、ぜひ「ソロコン(ソロコンテスト)」への参加を検討してみてはいかがでしょうか?本記事ではソロコンの曲を探している方向けに、トロンボーンのソロコンにおすすめの曲をご紹介します!
ソロコンとは?

ソロコンとは、その名の通り「ソロで出場するコンテスト」のこと。
独奏楽器に限らず、管打楽器であれば出場可能です。
全日本吹奏楽コンクールと同様に予選から始まり支部大会、そして全国大会と、予選を勝ち抜いていく方式のコンテストがほとんどです。
ソロコンといっても様々開催されており、詳細なルールは主催団体ごとに異なります。
興味のある方は、
- 自分の地域で開催されているか
- 開催時期や申し込み期限
- 演奏曲のルール
などをリサーチしてみてはいかがでしょうか。
なお、日本で有名なソロコンの一つである「全日本中学生・高校生管打楽器ソロコンテスト」は、吹奏楽部が参加するソロコンといえばコレ!という大会。主催はJBA(公益社団法人 日本吹奏楽指導者協会)です。
仮に「全日本中学生・高校生管打楽器ソロコンテスト」を例に挙げてみると、早い地域では10月頃から予選会が始まり、12月~2月頃までに支部大会を終え、3月に全国大会が開催されます。
演奏曲は1人あたり4分以内。伴奏つきと無伴奏どちらでも大丈夫です。
興味がある方は顧問の先生や師事している先生に相談してみてくださいね。
トロンボーンのソロコンのおすすめの曲
では、トロンボーンのソロコンのおすすめの曲を以下に紹介します。
どの曲もコンテスト向けとあって手ごわいですが、やりがいもあって美しい曲ばかりですよ!
1.トロンボーン協奏曲 変ロ長調 /F.ダヴィット
[David:Concertino,Trombone]ダヴィット コンチェルティーノ1,2楽章
トロンボーン4大協奏曲と言われているうちの一作品。
トロンボーン奏者の中では有名なコンチェルトであり、数多くのオーケストラの入団試験に用いられています。ソロコンでもよく採用されています。
1837年に作曲された楽曲です。F.ダヴィットは他に名高い曲が少ないため、このトロンボーン協奏曲が代表曲でもある珍しい作曲家です。
伸びやかで美しい高音と早いパッセージ、そして低音から高音の跳躍を吹き切る力が必要で、容易に演奏できる曲ではないです。その分しっかり練習して仕上げることができれば、コンテスト向けの聴きごたえのある曲となるでしょう。
有名なアリア /E.パウデルト
トロンボーン独奏 有名なアリア
こちらもトロンボーンのソロコンで選曲されることが多い曲です。
全体的にアウフタクトが多めです。また、3連符や付点8分音符+16分音符の跳ねるようなリズムも散りばめられており、拍子をしっかりと感じながら演奏することが重要です。
曲の後半は早いスライドワークが必要なフレーズや、倍音で音域の跳躍が求められるフレーズも出てきます。初めはゆっくりなテンポで練習し、雑な発音にならないようにしましょう。
アリアは「独奏曲」という意味で、歌曲でよく見られる用語ですね。歌うように、表情豊かにたっぷりと吹くことが求められます。
特に吹奏楽ではリズムやハーモニーなどの脇役を求められることが多いだけに、このアリアを演奏することでメロディックな感性がより養われることでしょう。
3.Sonata in f minor /G.P.テレマン
Sonata in F minor Telemann
G.P.テレマンはバロック後期の作曲家です。
86年の長い生涯で膨大な数の曲を作ったことで知られています。なんと、ギネス世界記録でもクラシック音楽の分野で最も多くの曲を作った作曲家として認定されています。
他に紹介した曲とはまた違ったテイストのメロディです。バッハやヘンデルを彷彿とさせる、まさに教会で流れるような厳かな雰囲気たっぷりといえます。
吹奏楽ではあまり馴染みの無いバロック音楽に挑戦したい、という方は必見ですね。
注意点としては、初めはスローでゆったりとしたメロディが続きますが、楽章が変わると早いパッセージの連続です。
これは、この曲は元々チェロのために作られた曲であることに由来します。それを音域が似ているトロンボーンで演奏できるように編曲したということですね。
上記のリンクはピアノ伴奏ですが、他にもチェンバロ伴奏の動画もあります。チェンバロ伴奏はまた雰囲気がぐっと変わりますよ。興味のある方はぜひ探してみてくださいね。
4.トロンボーン協奏曲 /N.リムスキー=コルサコフ
【Web Concert-14】トロンボーン:山本 萌恵 / N.リムスキー=コルサコフ:トロンボーン協奏曲 第1楽章、第2楽章
こちらもソロコンではよく使われる楽曲で、トロンボーン奏者なら一度は聞いたことのある楽曲でしょう。
動画は第1楽章と第2楽章のみですが、本来は第3楽章まである曲です。
第1楽章は元気いっぱいでアクティブなメロディー、第2楽章は反してゆったりした叙情的なフレーズ、最後の第3楽章は雄大で非常にダイナミックな曲です。
それぞれの楽章で印象がガラッと変わるので濃淡がつけやすく、短い時間でも聞きごたえのある曲となるでしょう。
この曲は協奏曲では珍しく、オーケストラではなく吹奏楽のコンチェルトなのも面白いポイントですね。もちろんソロコンではピアノ伴奏になりますが、吹奏楽とソリストの演奏も聞いてみると表情の付け方など参考になると思います。
>>トロンボーンの上手い人の特徴。上手くなるための練習法3つ
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