バイオリニスト堀米ゆず子のプロフィール。結婚してる?家族は?演奏の実力と評価・評判は?

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堀米ゆず子さんは、現在ベルギーブリュッセル在住の日本人バイオリニストです。
とても面白い経歴の持ち主なのでそこを掘り下げてご紹介していきましょう。

●生誕:1957年12月4日(65歳)
●出身地:東京都
●学歴:桐朋学園大学音楽学部卒業
●ジャンル:クラシック
●職業:ヴァイオリニスト
●担当楽器:ヴァイオリン
●活動期間:1980年 –
●レーベル:ソニー・ミュージックエンタテインメント
●事務所 :ヒラサ・オフィス

バイオリニスト堀米ゆず子の演奏の実力と評価・評判は?

バイオリニスト堀米ゆず子さんは、5歳からバイオリンを始めました。
1980年に桐朋学園大学を卒業し、その年にエリーザベト王妃国際音楽コンクールで日本人初の優勝を飾るという快挙。それ以来ベルリン・フィル、アムステルダム・コンセルトヘボウ管、ウィーン響、チェコ・フィル、ロンドン響、シカゴ響、ボストン響、ニューヨーク・フィル、クラウディオ・アバド、小澤征爾、サイモン・ラトル、シャンドール・ヴェーグ、アンドレ・プレヴィンなど世界一流のオーケストラ、指揮者との共演を重ねています。

世界中の音楽祭にも数多く招かれ、その中にはアメリカのマールボロ音楽祭、クレーメルの主宰するロッケンハウス音楽祭、ルガーノアルゲリッチ音楽祭、フランダース音楽祭などがあります。

室内楽にも熱心に取り組んでいて、これまでにルドルフ・ゼルキン、アルゲリッチ、ルイサダ、クレーメル、マイスキー、今井信子、メネセス、ナイディックなどと共演しています。

また、マスタークラスも熱心に行っていて、これまでにイタリアのカメラータピチュナ、イギリスのケンブリッジ、フランスのエクサンプロヴァンス、イタリアのブレシア、和歌山市などで開催しているそうです。

東日本大震災への手助けになる事を願って、毎年ブリュッセルに於いて「復興コンサート」を行なっています。

多くの国際コンクールの審査委員にも招かれており、2016年5月より仙台国際音楽コンクールバイオリン部門審査委員長に就任。2015年7月には、春秋社より著書「ヴァイオリニストの領分」を刊行し、現在、ブリュッセル王立音楽院客員教授、マーストリヒト音楽院教授を勤めています。

そんな堀米ゆず子さんですが、バイオリンをめぐって大きなトラブルがありました。

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2012年8月、東京からブリュッセルへ帰国する途上、乗り換えのためフランクフルト空港に立ち寄ったが、その際手荷物扱いで持ち込んだ時価1億円相当のバイオリンを税関当局に発見され、押収されたそうです。

税関当局は、輸入税として19万ユーロの支払いを求めるとともに、堀米ゆず子さんを脱税容疑での調査を行いました。
フランクフルト空港税関の報道官によれば、堀米ゆず子さんは無申告者用のゲートから外に出ようとしたが、その際にヴァイオリンが見つかったため検査対象となり、関税徴収と脱税調査のための証拠品として押収されたとしています。

なお、報道によれば、このバイオリンは1986年に日本で購入したものだが、その後「旅行で常に携帯していた」とされ、過去にも同様の行為を繰り返していたと指摘されている。しかし、堀米は「これまで20年以上、フランクフルトも何度も経由して何も言われなかった」と主張しており、それを根拠にバイオリンを返還するよう主張しました。

その後、新聞社が報道などをしたりして、正当な購入や所有を証明する書類、自らの財産目録などを提出して交渉した結果、同年9月20日になって、税関から堀米ゆず子さんへ、バイオリンを無償で返還する通達がありました。

また、フランクフルト空港の税関では、2012年の10月にも、ドイツ国籍の有希・マヌエラ・ヤンケが「輸入証明書や貸与契約書はあるが、転売する可能性もある」という理由でバイオリンを押収されました。

その後、ドイツの空港で2012年に、プロの演奏家のバイオリンが相次いで差し押さえられた問題で、欧州連合(EU)が「職業用具としてEU域外から持ち込む楽器は税関申告をしなくてもよい」と、規則を変えたそうです。

堀米ゆず子さんは結婚している?

検索してもなかなかヒットしなかったのですが、どうやら国際結婚をされているようです。1993年にベルギー人の旦那さん(指揮者、バイオリニスト)との間に、息子さんと娘さんができました。異国での暮らしも大変な事も多いと思います。海外でのご活躍、後進の指導も素晴らしいですね。

また、ご親戚にも有名な方がいらっしゃいます。西洋史学者の堀米庸三さんがおじさんに当たります。NHK交響楽団のヴァイオリン奏者川上朋子さんは従姉。山形銀行頭取の長谷川吉茂さんは従兄になります。

格式の高いご家庭に育てられたのですね。

まとめ

堀米ゆず子さんは、エリーザベト王妃国際音楽コンクールで日本人初の優勝を飾った素晴らしいバイオリニストだということがわかりました。
また、色々なトラブルもあったりしてそれを乗り越えて立派なバイオリニストになられています。
ベテランの音色を楽しむのもちょっとした贅沢ですね。

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