チェロ奏者上野通明のプロフィール。経歴は?両親は?使用楽器・演奏の実力や評判は?

出典:YouTube 75e Concours de Genève – Michiaki Ueno, 1st Prize Cello 2021

今回は若きチェロ奏者として世界中で活躍中の上野通明さんについてまとめさせていただきます!果たしてどんな経歴を過ごしてきたのでしょうか…?

プロフィール

  • 名前 上野通明(うえのみちあき)
  • 生年月日 1995年11月21日(年齢26歳)
  • 出身地 パラグアイ
  • カテゴリー チェリスト
  • 出身大学 デュッセルドルフ音楽大学

経歴は?

上野通明さん(以下上野さん)は1995年にパラグアイにて生まれました。5歳からチェロを始め幼少期はスペインで過ごしました。スペインでは、「子供はとにかく遊ばせなければならない」という風潮があったため、幼少期は厳しい練習というよりかは、のびのびと過ごしていたそうです。

2009年、13歳で若い音楽家のためのチャイコフスキー国際音楽コンクールにて日本人初の優勝を勝ち取りました。この時まだ上野さんは13歳、中学生なのにも関わらず、すでに世界中から注目されていたのです。その後も着々と様々なコンクールを受けて賞を獲得しています。以下に記載したので是非ご覧ください!

・2010年第6回ルーマニア国際音楽コンクール最年少第1位

何歳に日本に移り住んだのか明確なものは残念ながらわかりませんが、高校は桐朋学園大学付属高校音楽科に入学します。高校入学後も幾多な賞を受賞しています。

・2012年第10回東京音楽コンクール第2位
・2014年第21回ヨハネス・ブラームス国際コンクール第1位

高校卒業後、上野さんは桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コース全額免除特待生として2015年の秋からドイツにあるデュッセルドルフ音楽大学に留学します。
その後はドイツに限らず日本やルーマニア、スロヴァキア等ヨーロッパ各地でも演奏活動を行なっています。大学在学中や卒業後もコンクールには出場し続けていました。

・2018年第11回ヴィトルト・ルトスワフスキ国際チェロコンクール第2位
・2021年ジュネーヴ国際音楽コンクール第1位(他にも併せて3つの特別賞)

上野さんはコンクールや演奏活動の他にも日本や国内外の有名なオーケストラ団体との共演も果たしています。例えば、東京フィルハーモニー交響楽団や新日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団など日本のオーケストラの他にもワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団やロシア国立交響楽団、ノイエ・フィルハーモニー・ヴェストファーレンなどの国内外の超有名なオーケストラ団体との共演も26歳という若さではたしています。現在もヨーロッパを始め様々な場所での音楽活動を積極的に行なっているそうです。

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両親は?

これほどチェロの腕前が高い上野さんですが、お母さんのお仕事は公表されていませんが、上野さんのお父さんは外交官としてお仕事されていたそうです。実際、上野さんはパラグアイ生まれのため、海外転勤として様々な場所を点々としていたのかもしれませんね。

また、上野さん自身にはお姉さんが2人います。お姉さん自身もピアノとヴァイオリンを習っていたそうです。また、噂に過ぎませんが、外交官としてお仕事しているお父さんも昔はヴァイオリニストとして活動されていたため幼少期からピアノやヴァイオリン、チェロを子どもたちに習わしたのではないかと言われているそうです。それかご両親が本当にクラシック音楽が大好きだったのかもしれませんね。

使用楽器

1758年製P.A.Testore(宗次コレクション)だそうです。

演奏の実力や評判は?

上野さんは、まだ26歳という若さで世界を代表するチェロリストとして活動されています。お父さんが外交官ということで海外を飛び回る仕事のため、日本に限らず様々な国で開催されている国際コンクールにも出場し、数々の賞をジュニアしています。この受賞経歴をみると、やはり上野さんの実力が様々な方に認められていると言えますよね。

また、留学した際も、実力が認められたため全額免除特待生という形で留学しています。このことから、上野さんは実力が認められているといって良いと思います。

評判に関しても悪い話は一切聞きません。日本のみならずあちこちのオーケストラとの共演のオファーがくるということは、実力が認められており尚且つ評判が高いからと言って良いと思います。

まとめ

今回は若きチェロリストとして世界中で活躍している上野通明さんについてまとめさせていただきました。まだ、26歳という若さで世界中に音楽を届けている上野さん。とても可愛らしい容姿とは裏腹に上野さんの演奏はとても力強く響き渡るような音色を醸し出しています。

ここまでうまいと幼少期もさぞ、音楽溢れた生活を送っていたと思いましたが予想とは裏腹にスペインの風潮に乗ってのんびりと過ごしていたそうですが、のんびり過ごしていたにしてもここまてわ実力があるとなると上野さんはメリハリをつけるのがとても上手だったのかもしれませんね。

まだ、26歳。今も音楽活動をされているそうなので機会があれば是非直接聴いてみてください。これからも世界中に上野さんのチェロを響かせて欲しいと思います。

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1 個のコメント

  • 国本薫 コト 武谷美佳 より:

    上野通明さん 恵まれてるとはイ海外生活 言葉から 生活スタイル 全てに 戸惑う事ばかりと思われるのに チェリスト まっしぐら そこが天才の所以

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