ソプラノ歌手鷲尾麻衣のプロフィール。経歴は?結婚してる?歌手としての実力や評判は?

出典:[amazon]マイ・ワールド

今回は、ソプラノ歌手の鷲尾麻衣さんについて、経歴や結婚、評判などいろいろな角度から紹介していきます。

プロフィール

  • 生年月日:1980年11月7日生まれ
  • 出身:神奈川県
  • カテゴリー:ソプラノ歌手
  • 所属事務所:二期会

経歴

鷲尾さんの高校までの情報は調べられませんでしたが、私立田園調布雙葉学園を卒業後、東京藝術大学に入学しています。田園調布雙葉学園は小学校を受験して入る学校なので、幼いころから音楽面以外でも優秀だったのではないかと考えられます。

東京藝術大学では声楽科へ在籍します。在学中の2003年に「フィガロの結婚」ケルビーノ役にてオペラデビューを果たしました。
鷲尾さんは家庭の事情で、自分で学費を払いながら東京藝大に通っていました。貧乏だったけど、心は豊かだったし、あの経験があるから今があると話します。毎日大学の勉強や練習をしながら、自分で学費を払うのはかなり大変だったのではないでしょうか。音楽を学びたい気持ちが強かったことがわかります。

大学卒業後はオペラ歌手の研修をする新国立劇場オペラ研究所へ所属します。歌はもちろん、演技や語学も学び、オペラ歌手としての腕前を磨きました。

研修の中では、2ヶ月間のイタリアへ留学も経験しています。
オペラ研究所を終了後は、2カ国へ留学しています。2007年からは文化庁派遣芸術家在外研修員としてニューヨークへ留学しました。
留学中にも多数の舞台で活躍しています。
まず「安寿と厨子王」では、「ソプラノの鷲尾麻衣は傑出していた」と絶賛されています。
次に「魔笛」にて夜の女王役をみごとに演じました。さらに、カナダの日加友好80周年記念ガラ・コンサートに出演し、その様子はテレビ放映で話題を集めました。
また、2008年にはカーネギーホールにて、オーケストラコンサートのソリストとしてデビューもしています。

2011年からはロームミュージックファンデーションの音楽研究員としてロンドンへも留学しています。

2度の留学は鷲尾さんの実力にさらに磨きをかけたのではないかと考えられます。

鷲尾さんはコンクールでも数々の優秀な成績を納めています。これまでの受賞歴を下記にまとめました。

  • 2007年:飯塚新人音楽コンクールで第1位を受賞
  • 2008年:セント・アンドリューズ国際コンクール優勝
    リトルイタリー声楽コンクール第3位
  • 2009年:第7回東京音楽コンクール声楽部門第2位
  • 2010年:第8回チェコ音楽コンクール”2010”声楽部門第2位

コンクールだけでなく、オペラやミュージカルでも活躍しています。
これまでに出演した作品は下記のとおりです。

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  • カルメル会修道女の対話:コンスタンス役
  • フィガロの結婚:ケルビーノ役
  • こうもり:アデーレ役
  • 愛の妙薬:ジャンネッタ役
  • メリーウィドウ:ヴァランシェンヌ役
  • 魔笛:パパゲーナ役
  • カルメン:フラスキータ役

最近では、「真珠とり」や「ラ・ボエーム」で主役を演じ、注目を集める機会が増えています。

さらに、オーケストラとの共演経験も多数あります。
共演したオーケストラは下記のとおりです。

  •  東京フィルハーモニー交響楽団
  • 東京交響楽団
  • 新日本フィルハーモニー交響楽団
  • 日本フィルハーモニー交響楽団
  • 読売日本交響楽団
  •  台北市立交響楽団

歌手としての活動だけでなく、最近は教える立場としてのお仕事もしています。
2018年からは平成音楽大学の非常勤講師、2021年4月より日本大学芸術学部でも講師をしています。
また、個人レッスンも行っているようです。
鷲尾さんがどのような指導をしているのか、とても気になりますよね。
教え子たちの活躍にも期待できそうです。

結婚はしてる?

鷲尾さんは結婚しており、お子さんも2人いらっしゃいます。
結婚相手に関する情報は見つけられませんでした。ですが、Twitterに日々の料理やお子さんの話を投稿していて、家族との時間も大切にしていることがわかります。
お子さんも音楽の道に進むのか、今後が楽しみですね。

歌手としての実力や評判

鷲尾さんの評判をTwitterから集めてきました。

本当に素晴らしかったです!美しい歌声!涙が出たんですよ、信じられませんでした。ありがとうございます!

初めて実演で聴いたレイラの鷲尾麻衣、ナディールのジョン・健・ヌッツォ両氏も役柄に相応しい声。

真珠とり@ 東京芸術劇場。今日が主役デビューの鷲尾麻衣さん、堂々の歌唱でした!演奏会形式ですが、少し身振りを入れていたのが良かった。ソロもいいのですが、二重唱になるとさらに輝きが増して魅力的。

初めて聴いたビゼーの真珠とり全幕、なかなか良かった。作品もソリストも楽しめた。ソプラノ鷲尾麻衣さんの熱演ぶりが特に印象的。

声の美しさに定評があるようです。
特に、2018年に出演したオペラ「真珠とり」は熱演だったとの感想が多く見られました。

筆者も鷲尾さんの演奏を聴いてみましたが、声がのびのびとしており、聴いていてとても気持ち良くなる歌声だと思いました。

まとめ

ソプラノ歌手の鷲尾麻衣さんについて紹介していきました。美しい声、表現力ともに持ち合わせた素晴らしい歌手です。
講師としても活動しており、教え子たちの活躍にも期待が高まります。
今後もコンサートやオペラへの出演を多数控えているので、これからの活動も目が離せません。

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