小学校高学年からピアノを始める時の教則本。順番はどうしたらいい?

小学校高学年から未経験でピアノを始めるというと、まず悩むのは導入の教則本の選び方です。初心者用にも子供向けと大人向けがありますが、あからさまに子供向けのものは高学年の子には好まれないことがあります。また、その子のプライドを傷つけてしまうのではないかという心配もあり、最初の教則本選びに難航してしまうのです。

そこで、高学年の子に好まれないポイントとその理由、それを解決するための教則本をいくつかあげていきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。また導入後の進め方や順番ですが、定番のバイエル以外の教則本を選んでいるということを踏まえた紹介をさせて頂きます。

高学年から始める子供に好まれない教則本とその理由

同じ高学年から始める子と言っても、どのようなものに抵抗を感じ、どのようなもので喜んでくれるのかはそれぞれです。全てをクリアしていなくても、その子が嫌がる要素を減らした教則本を選ぶことで、楽しくレッスンを進めていくことができます。

まず好まれない教則本のポイントとして、3つの理由について考えていきます。

・表紙の見た目

・文字サイズ

・基礎基本はつまらない

表紙の見た目が幼すぎると抵抗がある

子供向けの導入用の教則本には、幼い子供を想定しているものが多くあります。その場合、表紙のデザインやタイトルから幼さが感じ取れてしまうため、高学年の子供にとってはモチベーションを下げる原因になります。

またタイトルに関しては、対象年齢が書かれていることもありますので、本をわたす相手が対象年齢より上になると、わたす側も抵抗を感じてしまうのではないでしょうか。見た目に幼い要素がない本を選ぶことで、受け取る子供もわたす大人も抵抗なく始めることができるでしょう。

文字が大きすぎると子供用の印象が強くなる

本の中の文字サイズが大きいと、それも幼さを感じる原因になってしまいます。小さすぎるのは大変かもしれませんが、文字のサイズを気にする子の場合は大人用の導入レベルの教則本が喜ばれるかもしれません。

高学年ですから、もう少し幼い子たちと違い、説明や本の内容を理解する力があります。普通の楽譜のように、1ページに入っている量が多くなってしまっていても、その方がやる気を出してくれるというのであれば、文字の小さい本を選ぶのもポイントです。

基礎基本だけでは飽きてしまう

高学年になってピアノを始めたいという子の場合、もしかしたらやりたいことのイメージが既にあるかもしれません。そんな中、基礎基本だけの練習では思っていたのと違うと思われてしまい、練習が続かなくなってしまうでしょう。

しかし、基礎の練習だとしてもそれを感じさせないような内容であれば、楽しく練習をしながら基本を身に着けていくことができます。基礎を楽しく学んでいくことができる教則本は増えていますので、その子に合ったものが見つかるはずです。

最初の教則本として人気のあるものと定番

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定番の導入の教則本として有名なバイエルには賛否両論の声があります。バイエル以外を使用する際の意見では、その他の教則本を使用するメリットが多数あげられていますが、もちろんバイエルから得られるものやメリットもたくさんあります。

しかし、メリットやデメリットというのは相手の子供にもよるため、絶対にこれが正解ということはありません。そこで、導入の教則本として人気のある本と、定番のバイエルに関する紹介をしていきます。

バスティン

バスティンといえば、バスティンピアノベーシックスや、バスティン大人のピアノ教本等様々な種類があり、楽典を含めた基本からテクニックまで、バランスよく勉強をすることができます。バスティン大人のピアノ教本は、大人の初心者だけでなく、小学校高学年から始める子供にも適していて、タイトルや表紙から幼さを感じさせないのも良い点です。

バーナム

バーナムピアノテクニックシリーズには、初心者向けにミニブックと導入書があり、棒人間のイラストが曲の表現方法をわかりやすくしています。全く弾いたことのない初心者の場合はミニブックから入りますが、少し難しくても両手で弾くところから始めたいということであれば、導入書から始めることも可能です。

ただこの場合はどちらもテクニックの本になるため、他のものと併用することでテクニック以外も同時に進めていく方法もあります。

バイエル

バイエルで特に有名といえば、子供用に印刷が大きくされていて、赤と黄色の上下巻にわかれた子供のバイエルではないでしょうか。バイエルでは、譜読みや指の使い方などの基礎をしっかりと身に着け、左手伴奏の形を覚えることができます。

進める順番はどうするのか

定番の進め方もありますが、最初のバイエルを他の教則本に代えてレッスンを進めることも多くなっています。また高学年から始めるということは、ブルグミュラーに入っていてもおかしくない年齢からのスタートのため、できるだけ早く、しかし丁寧にブルグミュラーへつなげたいと思うことでしょう。

定番

よく知られている定番といえば下記の流れが有名ではないでしょうか。

・バイエル(子供のバイエル)

・ブルグミュラー25の練習曲

・ツェルニー30番

・ツェルニー40番

またブルグミュラーと併用してツェルニー100番を進め、その後ツェルニー30番、40番と進んでいくこともあります。

バイエルではない教則本を使うなら

バイエル以外で進める場合、先に紹介したバスティンやバーナムから始める方法があります。例えば、バスティンの初級が終わり中級に入る際に、同時にブルグミュラーに入る、といった流れです。

他にも、バーナムのテクニックから入るのであれば、必要に応じて他のメソードと併用して進め、やはり初級が終了する頃にブルグミュラーへと移ることもできます。もちろん教則本は様々ありますので、これ以外にも進め方はありますが、ブルグミュラーへ入る前にやっておく必要のあることに漏れがないよう注意が必要です。

併用するときの注意

もし他のものと併用して使用する際は、それらの相性を確認することが必要になります。全く違う方針のものを併用してしまわないように、注意してください。

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