チェロ奏者伊藤悠貴のプロフィール。結婚してる?年齢は?演奏の実力や評判は?

出典:[amazon]ザ・ロマンティック

伊藤悠貴さんは日本とイギリスを拠点に、チェロ奏者として活動されています。数々の賞を受賞され、若手チェリストとして注目を集める伊藤悠貴さんを紹介させていただきます。

プロフィール

  • 名前:伊藤悠貴
  • 生年月日:1986年6月12日(32歳)
  • 出身地:東京都
  • 職業:チェロ奏者 指揮者
  • 出身大学:イギリス王立音楽大学

経歴

伊藤悠貴さんは1986年生まれ、現在32歳のチェロ奏者です。イギリスと日本に拠点を置き、音楽活動をされています。

伊藤悠貴さんは5歳の時に楽器を始めました。初めの数ヵ月はチェロではなく、バイオリンを習っていたそうです。バイオリンを弾いているとき、自分は立っているのに先生が座っていることが子供ながらに疑問だったようで、両親に座って演奏できるチェロを紹介してもらいました。

15歳の時に父親の転勤に伴い渡英します。、16歳の時にロンドンでコンチェントデビューを果たし、21歳でブラームス国際コンクール、ウィンザー祝祭国際弦楽コンクールで優勝します。

2015年にイギリス王立音楽大学を首席で卒業しているところを見ても、かなりの音楽エリートであったことが伺えます。

ロシア帝国出身の音楽家、セルゲイ・ラフマニノフをこよなく愛しており、いろいろな場でラフマニノフ好きを公言しています。

とあるインタビューで「次の人生で生まれ変わるなら誰になりたいですか」という質問に対し、「人というよりもラフマニノフの作品になりたいです」と発言し、話題を呼びました。

これまでに師事した人物は、まず日本で倉田澄子さんに師事しています。渡英してからはアレキサンダー・ボヤルスキー氏が初めての師匠となります。
その後ベルリンで、ダヴィド・ゲリンガス氏にも師事しています。ボヤルスキーはラフマニノフの孫弟子であり、ゲンリンガスと並んで、伊藤さんがロシア音楽を深く知る手助けとなったようです。

指揮者としても活動しており、2013年にロンドンでナイツブリッジ管弦楽団を創設しています。「指揮をすれば、自分の演奏をより客観的に見ることができる」とのことで、自分の音楽の幅を広げるためにいろいろな活動に挑戦しているようです。

2018年からは「伊藤悠貴 The Romantic」というラジオのパーソナリティとしても活動されています。ラフマニノフを始めとするロマン派のレパートリーを中心に伊藤さん自身が選曲し、彼の解説を聞くことができます。

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2019年には齋藤秀雄メモリアル基金賞のチェロ部門を受賞しています。

結婚してる?

現在32歳ですが、結婚はしておらず独身のようです。

演奏の実力や評判は?

海外での活動が長かったこともあり、伊藤さんは日本ではあまり知られていませんでした。2015、16年ごろから日本でも精力的に活動されるようになり、日本でその名が知れ渡っていくようになります。

「題名のない音楽会」等多数のメディアに出演し、2019年には齋藤秀雄メモリアル基金賞のチェロ部門を受賞しており、国内でも高い評価を受けるようになりました。

イギリスで磨かれた演奏技術はかなりのもので、日本のみならず国際的にも評価を得ています。特に伊藤さんが自らライフワークと語るラフマニノフ作品の演奏、解釈は有名です。

2012年にイギリスのレコード会社より、「セルゲイ・ラフマニノフ:チェロ作品全集」をリリースし、イギリス国内で大手の雑誌に取り上げられるなど、高い評価を受けました。

最近では日本のキングス・レコードより、「アダージョ~孤独のアンサンブル~」を発表し、ラフマニノフ作品を一人で演奏(最大6挺のチェロアンサンブルを多重録音)するという前代未聞の挑戦をし、注目を集めています。

ウラディーミル・アシュケナージやジュリアン・ロイド・ウェバー などの著名な音楽家とも共演を果たし、日本では小澤征爾など日本を代表する指揮者とも共演を重ね、その評価を確かなものとさせています。

齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞した際には、齋藤秀雄の弟子である堤 剛さんから伊藤さんの奏でる音について、「色彩の多様さ、ダイナミズムとしの音、そして聴く者を惹きつけて止まない本質的な美しさが其処にあります。」との賛辞を受けています。

日本で活動する若いチェリストの中では代表的な存在と言って間違いないようです。

まとめ

伊藤悠貴さんは若干32歳という若さで、国際的にも高い評価を受けているチェリストです。15歳の時に渡英したことが、グローバルな活動をされる大きな要因となったようです。

ラフマニノフ作品をこよなく愛し、自分が書いたのではないかと思うほど自己投影してしまうようで、ラフマニノフ作品の演奏、解釈は彼のライフワークとなっています。

伊藤さんは、イギリスと日本を繋ぐ架け橋のような存在でありたいと発言しており、32歳という若さで高い評価を受けていることもあり、日本を代表するチェリストとして、ますますの活躍を期待したいですね。

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