管楽器を演奏している姿を見ると誰でも憧れるものです。
キラキラとしたステージで堂々と演奏している姿は素敵ですよね。
演奏したいなぁと思い、いざ楽器を用意して練習を始めてみると様々な壁に当たることがあります。
例えば、楽器は案外重さがあるため、構え方が難しく初心者のうちは身体に力が入ってしまいガチガチになってしまうこともあります。
そして、音を上手く出すことができず思っていた音色が出ないこともあります。
こんな音しか出せない自分に絶望してしまうかもしれません。
初心者のうちに誰もが苦戦するのは運指を覚えることです。
特に木管楽器には、たくさんのキーがあります。
曲を演奏できるようになるまでに、覚える運指は山ほどある曲もあるかもしれません。
楽器はすぐに演奏できるようにはなりませんが、コツコツと効率の良い練習をすることで短期間で習得することは可能です。
フルートを始めるときに知っておいてほしい構え方の基本と、指の位置をお教えします。ぜひ参考にしてください。
Contents
正しい構え方って?
フルートを構えるというよりは、楽器の支え方をまず覚えましょう。
フルートは横に構える、俗に言う「横笛」です。
同じ構え方をする日本の楽器に「篠笛」があります。
「篠笛」にはキーがありませんが、一般的に構え方は同じです。
学生時代にリコーダーを演奏したことがある人がほとんどだと思います。
その時の楽器の持ち方をそのまま右側に横にするだけです。
まずは縦に持ってみて横にする方法が一番わかりやすいと思います。
三点支持
フルートはサックスなどの用にストラップを付けて楽器を支えることができません。
そのため、自分自身で支えることになります。
そのときに支える点を「三点支持」と言います。
その三点とは、「左手人差し指の根もと」「右手親指」「唇」です。
三点がしっかりと支えとなって楽器を構えることができることが理想とされています。
右手親指は正確には前方に軽く押し出す様に意識する事で左手の身体に引き寄せる力と「てこの原理」のようにするのが理想です。
「ド」の音を吹くときによく楽器がグラグラする方は重心のポジションが上手くできていない可能性があります。
指で支える癖がついてしまうと速度の速い曲のときに指が動かなくなってしまいます。
しっかりと三点で支えることを身に付けましょう。
三点支持が上手くいかない場合はサポートアイテムを楽器店で買うことができます。
「唇」が滑る場合もサポートアイテムがありますので活用してみてください。
左手のポイント
左手の手首が真っ直ぐになっていませんか?
左手の手首を適度に曲げることでフルートの楽器の重さをしっかりと受け止めることができます。
楽器を、人差し指の付け根に密接させてください。
人差し指と親指は英語のCを表すような形にすると良いです。
左手のひらは、フルートの足部管(右端)の方へ向くようにしましょう。
親指に関しても、指だけで動かすのではなく、手首から指が動くようにしましょう。
左手の人差し指の角度にも注目してみましょう。
人差し指の第一関節に極端に力が入っていないかも注意してください。
フルートのキーは指の腹で押さえてください。
指の先、爪を立ててキーを押さえないようにしましょう。
フルートを支える左の親指の付け根が、カクッと反対側に折れてしまうような持ち方になってしまう時があるかもしれません。
支えが弱くなって、楽器がぐらつきます。
この状態で、右手の親指のキーを操作していると、親指にとても負担がかかります。 そうすることで腱鞘炎になってしまう可能性が高くなってしまいます。
姿勢と角度
最後に全体の楽器の角度と姿勢についてです。
壁に背中を付けてフルートを構えた状態で立ってみてください。
肩のラインとフルートの高さが同じ場合はもう少し右手を前に出す、顎を少し上げる必要があります。
理想は壁に対して斜め45度とされています。
足と体全体は右向き、顔だけ正面というイメージです。
いろいろと考えると、無意識のうちに力が入ることがあります。
楽器の演奏に対して無駄な力の入れ過ぎは悪影響です。
リラックスした状態がベストです。
特にフルートの構え方は、非日常的です。
肩に力が入りやすく、手首への負担も大きくなります。
はじめのうちは時々、全身の力を意識的に抜く時間をとるようにしましょう。
さいごに
フルートは大きさも手軽で、華のある楽器として年代を問わず人気のある楽器です。
しかし音が出る構造や運指は非常に複雑で、初心者で独学では心が折れてしまうかもしれません。
初めは精神的にも、体力的にも大変かもしれませんが
できるようになることが増えると、演奏することが楽しくなります。
ぜひ、この機会に難しく考えすぎず、気楽にフルートを楽しんでください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
>>フルートのアンブシュアのつくり方。安定しない原因と対策。唇が震えるときやずれる時はどうする?
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