大人になってピアノ再開!どこから始める?楽しく続ける練習方法は?

子供のころにピアノを習っていて、大人になってからまた再開したいと思う方もいるでしょう。ある程度楽譜は読めるもののブランクがあって何から始めていいのか分からないこともあるかもしれません。子供のころに習っていると大人で始めて習う人よりも楽譜の読み方に慣れているので上達も早いです。大人になってピアノを再開する方に、楽しく続けていける練習方法をご紹介します。

自分が弾きたい曲から練習する

自分が弾きたいと思う曲だと多少難易度が高くても「弾きたい!」という気持ちで頑張って練習しようと思えるのではないでしょうか。また弾きたい曲だからこそ、弾けるようになると楽しくなります。テクニックや技術的な練習よりも、「楽しみたい!」という方は、弾きたい曲選びからやってみるといいでしょう。

ピアノを弾く楽しみを見出した人はただただ練習をしている人よりも上達が早いです。楽しみながら上達するためにも、「この曲が弾きたい」というものを見つけてみましょう。聴きなれている定番クラシック音楽やポピュラー音楽などから始めてみるといいかもしれません。

クラシックorポピュラー!?

ピアノで弾きたいのがクラシックなのか、洋楽やJ-POPなどの曲、もしくは弾き語りなどのポピュラーが弾きたいのかでまた練習方法も異なってきます。クラシックでは楽譜通りに演奏しますが、ポピュラーは楽譜にこだわらず自由に演奏することができます。

クラシック音楽でも原曲で弾くのではなく簡単にアレンジした楽譜も多くあります。大人ピアノは楽しむ方法はいろいろありますので、自分スタイルを見つけてみましょう。まずはクラシックかポピュラーかどちらがやりたいのかを決めると取り組みやすくなります。

基礎をしっかりやりたい方は「ハノン」

ピアノにブランクがある場合は、指の動きもスムーズではないことが多いので、指のリハビリのためにも「ハノン」をやるとよいでしょう。「ハノン」は、19世紀前半にフランスの作曲家ハノンが書いた指のトレーニングの本です。指の動きをよくするためのトレーニングをやることで、指の動きもスムーズになり、弾きたい曲が弾きやすくなります。

子供のころは面白みがなくつもらなかった方も多いかもしれませんが、練習のポイントを理解して効果的に練習することで他の曲を弾くときに役立ってきます。ハノンにあるスケール・アルペジオ・カデンツは基本的な技術習得や調の基礎知識を身につけることができます。

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ピアノの練習曲

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ピアノを学習していくときに多くの人が使う教材にツェルニーの練習曲があります。カール・ツェルニーはベートーヴェンの弟子でフランツ・リストの師匠でした。ツェルニーは難易度順に、100番、30番、40番、50番、60番があります。アーティキュレーション、音の強弱、テンポの揺らし方、装飾的で華麗なフレーズの表現法などを学び、基本的な奏法を身に付けることができます。

バイエルの後半程度からツェルニー100番を始め、ツェルニー30番、40番とバッハのインヴェンションとシンフォニアを併用し、ツェルニー50番、60番になるとバッハの平均律クラヴィーア、モシュコフスキーと進めていきます。

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ピアノ曲の教本

バイエル、ブルグミュラー、ソナチネ、ソナタに進めていくことが多いですが、どのレベルで止めたかによって再開するときに異なってくるでしょう。多いのがソナチネまでは習ったけど受験や進学なので止めてしまった方。一度やった曲は譜読みもできているはずなので過去やった曲をもう一度取り組んでみるのも良いでしょう。また独学でも学べる演奏のポイントなどの解説が付いた本もでているので、ただ音を弾くだけではなく、ポイントを理解して弾くと上達も早くなりますよ。

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ポピュラーを弾きたいならコード練習

基本となるコードから練習すると、コードがあればアレンジしてポピュラーピアノを楽しむことができます。メジャーコード、マイナーコードから覚えやすいものから始めていくと、メロディーとコードでピアノ演奏することができるようになります。コード・ネームを見れば反射的に鍵盤を押さえることができるように、繰り返し練習しましょう。コードを覚えておくと楽譜通りに弾く必要はなく、より自由な感じで演奏することができますよ。好きなように自由に表現したい方にも向いているでしょう。

大人になってピアノを再開するメリット

子供の時には理解できなかったことが、大人だと理解力が高く進むスピードも早くなります。プロになるための練習をする訳ではないので、できるだけ楽しめるように曲を選択し、練習に取り組むことができるので、続けることができるでしょう。クラシックピアノ音楽でも作曲者の好き嫌いがあると思いますが、自分にあった曲を取り入れていくと楽しみながら弾くことができるでしょう。大人ピアノは弾きたい!と思える曲を練習することが大切かもしれませんね。

>>小学校高学年からピアノを始める時の教則本。順番はどうしたらいい?

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