ピアノを習っている中学生のレベルってどれくらい?進度の目安は?遅い場合はどうする?

多くの方が、ピアノを続けるかどうか迷うポイントになるのが、中学生に進学したタイミングではないでしょうか。部活や勉強と忙しくなり、習っていたピアノとの向き合い方を見直す時期でしょう。その中で、ご自身、あるいはお子様のピアノのレベルや進度が気になる方もいらっしゃると思います。
本記事では、ピアノを習っている中学生のレベルや進度、またレッスンの進み具合が遅い場合はどうするのが良いのか、紹介していきます!

ピアノのレベルは年数や教材だけでは計れない

ピアノの進度を測る上で、よく用いられるのがレッスン歴やピアノの教則本ではないでしょうか?

「ブルグミュラーまで終わった」
「ツェルニー30番の途中」
「ピアノを習って〇年目」

などと、よく会話の中で出ることもあるでしょう。

しかし、ピアノの技術のレベルというのは年数や教材だけで一概にわかるものではありません。

楽譜通りに指が動くだけの演奏と、しっかり読譜した上で的確に音楽表現を施しながら演奏するのでは仕上がりが全く違うのは当然のこと。

大切なのはどんなに難しい教材を使っているのか、レッスンに費やしている時間数ではなく、技術が伴ってきちんと演奏できているかという点に尽きます。

進度は実に人それぞれです。当然ながら、練習時間や環境によっても非常に変わってくるでしょう。

そのことをふまえた上で、よくあるケースの一例としてピアノ歴に対する進度の目安を以下にご紹介します!

ピアノを習っている中学生の進度の目安

中学生までピアノを続けているということは、仮に幼稚園から習い始めたとして7~8年目でしょう。

個々でばらつきはありますが、音大進学を視野に入れている人などはツェルニー50番練習曲やソナタアルバムに入っている人が多いようです。

楽曲で言うと、バッハのフランス組曲、ショパンのエチュードやワルツ、ベートーベンのソナタ、ドビュッシーのアラベスクなどは弾けるようになっているパターンがほとんどです。上を見たらキリが無いですが、リストのラ・カンパネラを中学生で弾きこなす人もいます。

音大進学とまでは言わないけれど、一般的なピアノのレッスンを受けている人の進度としては、上記の少し前の段階。ソナチネアルバムやツェルニー30番・40番練習曲、バッハのシンフォニア、モーツァルトのソナタなどです。発表会などはもう少し難曲にチャレンジする人も多いと思います。

他の習い事や塾などを並行している方は、ツェルニー30番やソナチネに入り始めたところだったり、バッハインヴェンションの途中だったりするケースもあるでしょう。

あくまで周囲の進度に追いついていないから良い・悪いではなく、しっかりとピアノを弾く力が養われているか、音楽力が伴っているかが重要なポイントです。

周りと比べて焦ったり落ち込んだりすることなく、目の前の自分の課題と向き合いながら楽しくピアノが演奏できると良いですね。

進度が遅い場合は?

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とはいえ、先生のレッスンのペースと自分の理想のペースが合わない……と悩むこともあるかもしれません。その場合はどのようにしたら良いか、以下にご紹介します。

先生に相談する

やはり一番良いのは師事しているピアノの先生に直接相談することです。

先生によって教え方のスタイルは様々ですが、共通しているのは生徒の個別性に応じたレッスンメニューを組んでいるということ。

習っている身としてはスローだなと思うことがあっても、そこには先生の意図が隠れているかもしれません。

例えば、「1曲ずつ丁寧に仕上げてから次に進みたい」「次に課題にする難曲の土台になるからしっかりやりたい」などです。

直接伝えるのはなんだか気まずい気持ちもあるかもしれませんが、ご自身の思いを受けて先生もレッスンの進め方を工夫してくれたり、進度について説明をしてくれるかもしれませんよ。

練習量を増やす

進度が遅い理由として、単純に練習量が足らず、スキルアップに時間がかかっているケースもあると思います。

もしご自身にその心当たりがあったり、先生に相談してそのような指摘を受けたりした場合には、やはり考えるべきはピアノの練習量です。

技術に見合わない難曲を練習していても一向に上手くならないのは当たり前のこと。

「いつまでこのテキストと向き合うんだろう」と悩んだときには、それはもしかするとご自身の練習量や練習方法を見直す絶好のタイミングかもしれませんね。

師事する先生を変更する

先生と相談しても、ご自身の練習量を見直してもなお、レッスンの進み具合が想像より遅い場合もあるでしょう。

ピアノの先生の教え方や方針も多種多様ですので、相性が悪いという可能性もあります。

そのような場合は思い切って他の先生に変えてみるという手段も一つの手です。

しかし、今の先生に長く教えてもらっているということは、それだけご自身のピアノの技術について理解しているのも今の先生ということ。先生を変えてまた一から頑張ってみる覚悟があるのであれば、選択肢に入れるのが良いでしょう。

そのまま自分のペースで続ける

周囲の人より進度が遅くても、今のペースがご自身に合っているのであれば特に何かを変える必要はありません。

一番大事なことは、音楽を楽しみながらピアノに向かうことです。

繰り返しになりますが、レッスンの進度が早いから演奏も上手いとは限りません。ゆっくりでも、着実に力をつけてこそレッスンの意味があります。

そのまま自分のペースでピアノを習い続けるというのも、立派な選択肢の一つと言えますね。

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>>ピアノ中級者のレベルはどのくらい?判断基準やおすすめの楽譜は?

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