出典:[amazon]ジョン・健・ヌッツォ(テノール)/NUZZO meets PUCCINI
今回はテノール歌手として世界中で活躍されているジョン・健・ヌッツォさんについてまとめてみました。
プロフィール
- 名前 ジョン・健・ヌッツォ
- 生年月日 1966年5月5日(現在55歳)
- 出身地 東京都
- カテゴリー テノール歌手
オペラ歌手 - 出身大学 南カリフォルニア・チャップマン大学音楽部声楽科
- 所属 メイ・コーポレーション
経歴
ジョン・健・ヌッツォさん(以下ジョンさん)は、1966年に東京都にて生まれます。ジョンさんは東京生まれですが、国籍はアメリカでイタリア系アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれます。
残念ながら、幼少期はどのような生活を送っていたか情報を見つけることはできませんでした。なのでいつどこで音楽とふれあいいつしか職業となっていたのか明確な情報は公言されていません。しかし、ジョンさんはアメリカ国籍ということで学校はインターナショナルスクールに通われていました。東京都世田谷区にあるセント・メリーズ・インターナショナルスクールです。こちらは、男子校でした。
その後は南アフリカにあるチャップマン大学に留学し声楽を本格的に習い始めました。
そして、2000年に世界三大歌劇場の一つであるウィーン国立歌劇場で華々しいデビューを飾ります。このデビューをきっかけに次から次へとオペラ歌手としての仕事がジョンさんの身に舞い込んできます。例えば、「ウエスト・サイド・ストーリー」や「ホフマン物語」など様々なものに出演しヨーロッパでの歌手としての地位を確立しました。
その後、巨匠であるジェームズ・レヴァインの招待によりアメリカにあるメトロポリタン歌劇場でもデビューを果たしました。この、メトロポリタン歌劇場での活動はテレビ番組「情熱大陸」にて放送されアメリカに限らず日本でもジョンさんの活躍は見られるようになりました。
また、オペラ歌手としての活動のほかにNHK大河ドラマ「新撰組!」のテーマ曲を歌い、NHK紅白歌合戦に2度も出場しています。紅白歌合戦に出場することは簡単なことではなく日本にはアーティストとして活動されている方は数え切れないほどいますが全員が紅白歌合戦に出場したことはありません。その位、紅白歌合戦に出るのは難しい話ですがジョンさんは2回も出場しています。
他にも、天皇・皇后やローマ法皇に歌声を披露する他、MLBやサッカーの国際試合にて国歌斉唱も務めるほど多くの方々にジョンさんの歌手としての実力は認められています。
また、ジョンさん1人の歌手としての活動のほかにも三大テノールの1人、プラシド・ドミンゴと二重奏にて共演したり世界的ホルン奏者とユニットを組み、アルバムの発売に加えて、日本各地でリサイタル活動も行っています。
現在は日本に限らず、世界中で自身のソロ活動としてリサイタル活動を行なっています。
主な受賞経歴
- アリタリア国際声楽コンクール 第2位
- ロサンゼルス・ヤングアーティスト声楽コンクール 第1位
- 日本声楽コンクール 第1位
- NATS「ロサンゼルス・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」 第1位
- 国際ベルベデーレ・コンクール日本予選 最高位
結婚している?
ジョンさんには娘さんがいらっしゃるので、ドイツ人の奥様と結婚されていますが、現在は離婚されているそうです。いつ結婚したのか離婚したのかは残念ながら情報を見つけることはできませんでしたが、ジョンさんは2004年あたりから体調不良を理由として舞台のドタキャンが増えてしまったそうです。もしかしたら、これが離婚となった原因の一つかもしれませんね。
娘は?
ジョンさんは先程述べたように娘さんがいらっしゃいます。ジョンさん自身のTwitterにてツイートされていました。娘さんはどのような活動をされている方までは公言されていませんが、2016年にミスワールド日本ファイナリストに選ばれるほどの美人さんだそうです。また、2002年に出演したNHK紅白歌合戦で歌った「マリア」は、娘さんのために歌ったそうです。娘思いの父親だということがわかりますね!
歌手としての実力や評判は?
ジョンさんの歌手としての実力は、世界中で認められていると言っても過言ではないほど実力が認められていると思います。理由としては、数々の受賞経歴は勿論のことリサイタルツアーを行ったり世界中で活躍するアーティストの方との共演も果たしています。やはり、世界中で活躍される方と共演となると実力が備わってないと中々難しい話ですよね。このように考えると、ジョンさんの実力は認められていると言って良いと思いますよ!
ジョンさんの歌手としての評価は残念ながらあまり高くはありません。理由は、2004年ごろに起こった体調不良による舞台のドタキャンです。友人関係でのドタキャンもあまり良く思われませんが、舞台のドタキャンとなってしまうと代役を立てなければならなかったり、お金を払ってわざわざ会場まで足を運んでいる人に対してとても失礼ですよね。
他にも2008年にジョンさんは覚醒剤所持により逮捕されています。どんなに歌手としての実力が認められていても前科持ちだと中々共演のオファーもかかりづらいですし、コンサートにいこうかも少し戸惑ってしまいますよね。
これにより、ジョンさんの歌手としての実力は認められていますが歌手としての評判はあまり良くないということがわかりますね。現在はお仕事は入ってきているので、恐らく反省されて今はきっちりとされていると思いますが。
まとめ
今回はテノール歌手として世界中で活躍されているジョン・健・ヌッツォさんについてまとめました。現在は活動を再開させてリサイタルツアーを行っているそうです。今後の活躍に期待ですね!
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