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小学生の頃より数々のコンクールで賞を獲得し続け、バイオリ二スト南紫音さんのプロフィールや使用楽器、演奏の実力・評判をご紹介します。
プロフィール
- 名前 南紫音(ミナミ シオン)
- 生年月日 1989年10月8日
- 出身地 福岡県北九州市
- 出身校 西南女学院高等学校卒業
桐朋学園大学卒業 - カテゴリー バイオリニスト
- 活動期間 2008年~
- 所属 株式会社AMATI
生い立ち・結婚してる?使用楽器は?演奏の実力と評判は?
若手のバイオリニストの中でもトップクラスの実力を持っていることで知られている南紫音さんは、1989年10月8日に福岡県北九州市で生まれました。「紫音」という可愛らしい名前は、芸名ではなくれっきとした本名です。母親がピアノをやっていたこともあり、何か音楽に関わってほしいという願いを込めて名付けられたそうです。
南紫音さんが音楽に興味を持つきっかけとなったのは、バイオリンとピアノを習っていたお兄さんの影響で、南紫音さんは3歳からバイオリンを習い始めます。兄妹揃ってバイオリンを始めると、ピアノを経験しており音楽業界の中で生き残る厳しさを理解していた母親からの厳しい練習を毎日課せられることとなりました。お兄さんと共に一生懸命練習をし続ける日々を過ごしますが、お兄さんは途中でバイオリンとピアノをやめることとなり、お兄さんが使用していたバイオリンを譲り受けることとなります。
日々の厳しい練習のおかげもあり、小学生の頃には地元の音楽コンクールで優勝する程の実力を身に付け、中学校に進学後も国際コンクールで優勝する程の才能・センス・技術を磨きあげていきます。
西南女学院高等学校への入学後は「日本フィルハーモニー交響楽団」を筆頭に、「九州交響楽団」や「フランス国立管弦楽団」、「サンカルロ歌劇場管弦楽団」、「ミラノスカラ座室内合奏団」等数々の有名交響楽団との共演を重ね、演奏家としてのキャリア積んでいきました。
大学は自由で豊かな感性を持ち、個性ある音楽家の育成を掲げる桐朋学園大学の音楽学部の弦楽器専攻へ入学し、経験豊富な指導陣から基礎はもちろん実践に基づく豊富な演奏方法を学んでいきました。日々の厳しい練習を重ね、大学卒業後には世界的にもトップクラスの音楽大学として知られているドイツの「ハノーファー音楽大学」に留学し、プロとして活動をしていくための知識・技術をさらに吸収します。
留学後は、南紫音さん個人のリサイタルや、国内外の交響楽団・アーティストとの共演で演奏活動を行っておりましたが、2020年は新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止のため、リサイタルや公演は軒並み延期に。現在は、しっかりとした感染防止対策をホールで行うことができているので、徐々に公演が再開されているようです。
南紫音さんの実力についてですが、幼少期の頃からたくさんの賞を受賞しており、2000年には『第54回全日本学生音楽コンクール』福岡大会小学校の部・第1位、『第10回日本クラシック音楽コンクール全国大会』小学校の部1位なし・第2位、2002年には『第56回全日本学生音楽コンクール』福岡大会中学校の部・第1位、2004年は『第13回アルベルト・クルチ国際ヴァイオリン・コンクール』第1位、2005年には『ロン=ティボー国際コンクール』第2位およびサセム賞受賞・『北九州市民文化奨励賞』受賞。その後も継続的に様々な賞を受賞しており、『福岡県文化賞』・『第11回ホテルオークラ賞』・『第21回出光音楽賞』・『ハノーファー国際ヴァイオリン・コンクール』第2位と、演奏家としてだけではなく、南紫音さん個人が評価されていることもわかります。
数多くの賞歴をお持ちである南紫音さんの使用楽器は1727年製のストラディバリウスを使用しており、こちらは「(公財)サントリー藝術財団」より貸与されています。
南紫音さんの結婚についての情報をお調べしたところ、2021年5月現在結婚をされたという情報は公開されていませんでした。過去には、同じくバイオリニストで桐朋女子高等学校音楽科、『桐朋学園大学』音楽学部、桐朋学園大学音楽部門を卒業後、『ドイツ・ハノーファー演劇音楽大学』へ留学している福田悠一郎さんとの交際を噂されていましたが、真実は不確かです。南紫音さんはバイオリニストとしての活動をお忙しくされているので、今は演奏活動に集中したい時期なのかもしれません。
まとめ
今回は幼い頃から数々の賞を獲得し続け、世界でもトップクラスの実力を持つ南紫音さんについてご紹介いたしました。コロナウィルスの影響から、多くのコンサートやリサイタルが中止を余技なくされていますが、現在はインターネットで南紫音さんの素敵な演奏をお聞きすることができます。2014年に発売され、多くのファンから好評を得ている「ファンタジー/Fantaisie」もインターネットで購入できるので、ぜひお聞きください。
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