ピアニスト川口成彦のプロフィール。経歴は?結婚している?演奏の実力や評判は?

出典:[amazon]川口成彦(フォルテピアノ)/シューベルト:ピアノ作品集[演奏者自身の日本語解説付き]

今回は、今注目を集めている若手のピアニストの川口成彦さんについてまとめさせていただきます。

プロフィール

  • 名前 川口成彦
  • 生年月日 1989年4月29日
  • 出身地 生まれは岩手県盛岡市 育ちは神奈川県横浜市
  • カテゴリー フォルテピアノ兼チェンバロ奏者、スペイン音楽研究、古楽器研究

経歴

1989年に岩手県盛岡市にて生まれました。その後すぐに神奈川県横浜市に引っ越したため育ちは横浜市です。幼稚園、小学校時代の情報は公開されていないためわかりませんが、おおよそピアノに明けくれていた少年時代を過ごしたのでしょう。

小学校卒業後は同じ横浜市内にある聖光学院中学校・高等学校に入学し卒業しています。聖光学院は進学校であり学校の勉強とピアノの両立はさぞ大変だったでしょう。その後は横浜市を出て東京藝術大学音楽学部楽理科を卒業しています。楽理科というのはすなわち、演奏するだけではなく音楽史や音楽理論などいわゆる音楽の座学を勉強します。

また、大学入学まではピアノだけ演奏していたそうですが大学入学後に古楽器に出会います。この出会いをきっかけにピアニストから一変してフォルテピアノ、チェンバロ奏者としても活躍するようになったと思われます。

フォルテピアノとはいわゆる今現在のピアノではなく18世紀〜19世紀前半にかけて作られ使われていたピアノであり20世紀で活躍している今のピアノとは少し異なります。いわゆるフォルテピアノという楽器があったわけではなくこの時代に使われていたピアノ全てを含めて「フォルテピアノ」と呼ばれていました。20世紀に使われているピアノは「モダンピアノ」と呼ばれています。

この出会いをもとに大学卒業後は同大学院修士課程古楽科に入学し、アカンサス賞(最優秀賞)を得て首席で修了しました。大学在学中から声楽の伴奏や同じ大学の楽理科の人と連弾を行い幅広い分野で活躍していたそうです。

ピアニストとしては若手古楽器奏者の登竜門とよばれているブルージュ国際古楽コンクールにて最高位を受賞し、その好成績が認められてローマ・フォルテピアノ国際コンクールでは審査員を務めました。

また、フォルテピアノや古楽器奏者として活躍する傍らにスペイン音楽の研究を行い続けているそうです。大学時代に楽理科として様々な地域の音楽の勉強も行っており、川口さんはスペイン音楽に対しての情熱と造詣は誰にも負けないほど深く、フォルテピアノの演奏者としての日本初演に向けて取り組んでいます。

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また、3年前に行われた第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位受賞により今まで以上に更に大きな注目を集めました。現在は活動の拠点をアムステルダムに移し演奏活動は勿論、世界中のフォルテピアノについて探し歩く旅に出ているそうです。

結婚している?

川口成彦さんの結婚に関する情報は見つけることができませんでした。また、付き合ってるなどの恋愛に関しての情報もあがっていませんでした。

しかし、まだ32歳です。今はソロでの演奏活動やスペイン音楽、古楽器について研究されているということなのでまだ自分の時間が欲しいと思われているかもしれませんね。

ただ、年齢的に考えて彼女さんがいてもおかしくないですね。また、川口成彦さんは中、高と男子校に通われていたそうです。大学での異性との関係性についてはわかりませんが、あまり女性と関わりを持たなかったのかもしれませんね。

演奏の実力や評判は?

演奏の実力は素晴らしいものです。皆様の評価を見てみると「素晴らしい」の一言を見ることができます。また、若者でフォルテピアノを仕事としている方は少なく貴重な人材のためより注目を集めているのかもしれません。

現在使われているモダンピアノにもフォルテピアノにも良いところは数知れずあります。フォルテピアノだからこそ演奏したら味の出る楽曲も沢山存在します。その中で川口成彦さんはショパンの楽曲をフォルテピアノで演奏したそうです。するとショパンの演奏が復活したような錯覚に陥ったほどフォルテピアノがショパンの楽曲とマッチしたそうです。

このように、川口さんは勿論演奏面での実力も確かなものですがどちらかと言えばフォルテピアノや古楽器について研究しその良さをどう生かすかなどの研究の成果を演奏によって表現したことが認められているのかもしれませんね。

まとめ

今回はフォルテピアノ、チェンバロ奏者として活躍している川口成彦さんについてまとめさせていただきました。沢山の成績や研究結果を残してきた川口さん。まだ32歳ということでまだまだ期待ができますね。

また、モダンピアノではなくフォルテピアノなどの古楽器にこだわり研究している姿に目をつけている方は日本に限らず世界から見ても多いと思います。まだまだ解明されていないことが多い古楽器。この先の新たな発見に期待が募りますね。今後の活躍が大変楽しみです。

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