出典:[amazon]ショパン:バラード&スケルツォ集
ピアニストとして活躍する高橋多佳子さんについて、さまざまな角度から調査しました!
プロフィール
・名前 高橋多佳子
・生年月日 1964年10月3日
・出身地 北海道札幌市出身、神奈川県横浜市育ち
・カテゴリー ピアニスト
経歴
高橋多佳子さんは、北海道札幌市で生まれました。
ご両親は音楽家ではなく、平凡なサラリーマンの家庭だったそうです。
ショパンの『別れの曲』を聴いたことが、ピアノを始めるきっかけで、5歳からピアノを習い始めたそうです。
中学生の頃に、桐朋学園大学付属の音楽の専門家を育成する教室に通い、本格的に音楽教育を受けます。
その後、桐朋学園高校、桐朋学園大学へと進学し、音楽浸けの日々を過ごします。プロの演奏家になるという志を持つ仲間たちと切磋琢磨しながらも、卒業後の具体的なプランが無かったといいます。
そんな大学4年生のとき、高橋多佳子さんに転機が訪れます。ポーランドのワルシャワ音楽院の教授による特別レッスンが行われ、ショパンの曲を演奏したところ、ワルシャワ音楽院の教授から「ショパンコンクールを受けるためポーランドで勉強しないか」と誘われたのです。
高橋多佳子さんはその誘いを受け、大学卒業後ポーランドへ留学し、ショパンコンクールを受けることを決意します。
当時のポーランドは社会主義国家でした。初めての留学によるカルチャーショックや、コンクールに対するプレッシャーがあったといいます。そうした困難に負けず、高橋多佳子さんは1990年に開催されたショパンコンクールで5位入賞を果たすのです。
ピアノを始めるきっかけとなったショパンにまつわるコンクールで入賞するとは、とても運命的ですよね。
その後は、ワルシャワ音楽院大学院研究科を最優秀で修了。日本とポーランドを拠点に、多数の音楽祭やコンサートに出演します。
最近だと、人気作品『のだめカンタービレ』に登場した楽曲を演奏する「生で聴く『のだめカンタービレ』の音楽会」に出演したことが話題となりました。
他には、ショパン作品を取り上げたCDを数多く発売し、出身校である桐朋学園大学で後進の育成も行っています。
ピアニストとしての実力と評判
高橋多佳子さんは、ショパンコンクールで5位に入賞し、その実力が高く評価されました。
ショパンコンクールは、「世界三大コンクール」の1つと称されており、5年に一度しか開催されない特別なコンクールです。ショパンコンクールでの入賞は、ピアニストにとって大変名誉なことであり、もの凄い実績となるのです。
ショパンコンクール以降、高橋多佳子さんは「ショパン弾き」として、国内外問わず高い評価を得ています。演奏会でショパンを演奏することはもちろん、ショパン作品を取り上げたCDを数多く発売しています。
高橋多佳子さん自身、ショパンがとても好きであるものの、「ショパンだけ」と言われることには抵抗があるそうです。ラフマニノフのように、燃えるような曲も好きだといいます。
ショパンコンクール入賞以降、30年以上に渡り演奏活動を続けていることから、高橋多佳子さんのピアニストとしての実力が高く評価されていることは明らかです。
高橋多佳子さんが演奏した楽曲は、LINEミュージックやSpotifyといった音楽配信サービスなどでも聴くことができます。
まずは気軽に聴いてみたいという方は、配信サービスを利用して高橋多佳子さんの演奏を聴いてみることをオススメします。
気になる私生活は?結婚している?
昨日のリハーサル動画。本番は夜でしたので、さらに幻想的な雰囲気になりました。虫達の美しい声にも注目です。
小さな音の曲では静かで、大きな音の曲の時は負けじと音量をアップしていました❣️面白い。自然の中で弾くのは本当に特別な感覚でした。 pic.twitter.com/vRe1VqKFPo— 高橋多佳子 (@takako1990) September 24, 2018
ピアニストとして活躍を続ける高橋多佳子さん。
いったいどのような私生活を送っているのか気になりますよね。
調査したところ、高橋多佳子さんは結婚されているようです。
夫の下田幸二さんは、音楽評論家でありピアニストとしても活躍しています。
夫婦そろってピアニストって凄いですよね。自宅にはグランドピアノが2台並んだ防音室があり、そこで2人で演奏するそうです。
2人の出会いについて詳しくは明らかにされていませんが、下田幸二さんもワルシャワ音楽院大学院研究科を修了していることから、ポーランド留学時代に出会ったのかと思われます。
高橋多佳子さんがショパンコンクールを受ける際には、下田幸二さんがリハーサルの様子を聴き、本番に向けてアドバイスしたそうです。
また、高橋多佳子さんはTwitterをされており、演奏会の情報や、練習風景などを頻繁に更新しています。投稿を見ると、とても感性豊かで穏やかな高橋多佳子さんの人柄が分かるので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
1990年のショパンコンクール入賞から、国際的ピアニストとして活躍を続けている高橋多佳子さん。
子供たちとピアノ連弾で共演する「高橋多佳子とヤングピアニスト」の開催など、後身の育成にも積極的です。
高橋多佳子さんの今後のさらなる活躍に期待です。
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