音楽家鈴木優人のプロフィール。年齢や経歴は?音楽家としての実力や評判は?

出典:[amazon]J.S.バッハ : ヴィオラ[・ダ・ガンバ]とチェンバロのためのソナタ集 / アントワン・タメスティ | 鈴木優人 (J.S.Bach: Sonatas for Viola [da Gamba] and Harpsichord / Antoine Tamestit, Masato Suzuki) [CD] [Import] [日本語帯・解説付]

今回は、音楽家として幅広い音楽の分野で活動されている鈴木優人さんについてまとめさせていただきます。

プロフィール

  • 名前 鈴木優人(すずきゆうと)
  • 生年月日 1981年4月8日
  • 出身国 オランダ、デン・ハーグ
  • カテゴリー 音楽家
  • 出身大学 東京藝術大学作曲家
    東京藝術大学院古楽科修了
    オランダ ハーグ王立音楽院修士課程オルガン科、即興演奏家修了
    アムステルダム音楽院 チェンバロ
  • 所属 バッハ・コレギウム・ジャパンにてチェンバロリスト、オルガニスト
    アンサンブル・ジェネシス
    日独リートフォーラム
    声楽アンサンブルヴォクス・ルミニスにて首席オルガニスト就任
    調布国際音楽祭のエグゼクティブ・プロデューサー就任
    横浜シンフォニエッタの首席指揮者就任
    読売日本交響楽団の指揮者・クリエイティブ・パートナーに就任
    九州大学客演教授

経歴は?

音楽家の鈴木優人さん(以下鈴木さん)は、1981年にオランダにて生まれます。鈴木さんのお父さんは指揮者、チェンバロ・オルガン奏者の鈴木雅明さん(すずきまさあきさん)、お母さんはBCJ(バッハ・コレギウム・ジャパン)の社長、声楽家です。そのため音楽一家の長男としてうまれたため幼少期から音楽に溢れた生活を送っていたそうです。ピアノは習っていたそうですが、ご両親は「息子を自由に育てよう」という教育方針だったため、小さいころから音楽の英才教育やがちがちの教育はしなかったそうです。

3歳までオランダのデン・ハーグで育ちその後はご両親のお仕事の都合で日本に移り住みました。3歳からは神奈川県に住み小学校3年生までは神奈川県にて生活を続けます。

鈴木さんの幼少期は本人のインタビュー記事を読んでみると「空気の読めない子」だったそうです。「好きな教科は?」と聞かれて「国語、算数、社会、理科、体育、音楽」と答えたり、当時小学校のガキ大将にドッチボールを当ててしまい雰囲気がとても気まずくなってしまったそうです。その後は気持ち的にも学校に行きたくなくなってしまい無理をしてまで小学校に通わなかったそうです。

また、内容的にも鈴木さんが通われていた小学校は授業の進スピードが速かったそうです。

この出来事を経て小学校3年生からは東京に引っ越し新たな地で新生活を始めました。東京に来てびっくりしたことは授業の進むスピードが全然違い、東京に来て授業内容が戻ってしまったそうです。

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中高生になってもご両親の方針は変わらなかったため自由にやりたいことをやって過ごしていました。この頃から将来について考え始めて東京藝術大学の作曲科を目指します。しかし、今までやりたいことだけやってきた鈴木さんにとってこの受験期間がとてもしんどかったそうです。入試では、1~3次試験まであり基礎から学び直さなければならなかったので死に物狂いで受験期間を乗り切ったそうです。

その後は無事に東京藝術大学作曲科に入り、同じ東京藝術大学院の古楽科を修了しています。その後は鈴木さんが生まれた故郷オランダのハーグ王立音楽院修士課程オルガン科、即興演奏家修了しています。この即興演奏科を鈴木さんは最高栄誉賞付きで修了しているのですが、この賞付きで修了したのは鈴木さんが日本人で初めてだそうです。

卒業後は日本を代表する様々な交響楽団との指揮者としての共演や作曲、又は自身がプレイヤーとしても活動されていました。

受賞経歴としては、

・2012年 グラモフォン・アワード総合大賞受賞
・2021年 第71回芸術選奨新人賞受賞 などです。

音楽家としての実力や評判は?

鈴木さんの音楽家としての実力は素晴らしいものです。また、音楽家としての評判もとても高く日本に限らず世界中からみても高い評判を得ていると言っても過言ではないと思います。理由としては、様々な音楽活動に爪痕を残しているからです。

例えば、東京藝術大学在学中の2002より鈴木さんはバッハ・コレギウム・ジャパンのチェンバリスト、オルガニストとして活動されていますが2013年に完結したバッハの教会カンタータ全曲録音、演奏に貢献しています。

やはり、この当時に録音という機能が定まっていないため残っておらず、またバッハの教会カンタータを全曲演奏することはとても大変で年月がかかります。それをメンバーの一員として成し遂げたことは誇れることだと思いますし、実力が認められ高い評判を得たと言っても良いと思います。

また、バッハBWV190喪失楽譜の復元や、モーツァルトのレクイエムの補筆・校訂にも積極的に取り組んでいたためこれでも高い評判を得たそうです。

まとめ

今回は、音楽家として活躍する鈴木さんについてまとめさせていただきました。バッハやモーツァルトというのは今の西洋音楽の基盤を作った人達と言っても過言ではないくらい音楽の歴史に名を残した人物ですが、何百年も昔なのですべての楽譜が残っておらず又完成させる前に亡くなってしまっており、曲を完成できる作曲家はなかなかいませんでした。

その中で積極的に活動に参加した鈴木さんは、西洋音楽の歴史に名を残したと言っても良いくらいの活動をしてきたことでしょう。まだ、40歳ということでこれから他にどのような活動をしてくれるのか今後の活動に期待ですね。

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